A級バランスHPアンプ製作(製作編12)

製作編12 HPアンプ最後のamp4の実装を行います。 amp4実装 初段はカスコード用NPNのペアと電流源用NPN単品が必要です。残りのトランジスタからカスコード用としてNo.8と9を、電流源用にNo.25を選択しました。 HPアンプ用のNPNの残りの所用は2個です。続いて…

A級バランスHPアンプ製作(製作編11)

製作編11 amp2の製作が完了したので次の基板のamp3の製作を開始します。 amp3製作開始 ここからは先の基板のコピーの製作となります。自分の製作した手本を見ながら実装を行います。細部についてはより効率の上がる配線があれば変更します。 amp3初段の実装 …

A級バランスHPアンプ製作(製作編10)

製作編10 前回の記事でHotチャンネル(amp1)の実装が終わった基板にColdチャンネル(amp2)の実装を行います。 amp2実装 amp1の実装で、電源線の配線および端子台の実装が完了していて、部品の配置も決まっているので、実装の効率は上がります。amp1の実装…

A級バランスHPアンプ製作(製作編9)

製作編9 前回の記事で発振対策が完了したので、amp1を調整して動作確認を行います。 調整の続き 改めて終段のアイドリング電流を50mAまで上げて、出力オフセットおよび2段差動アンプの電流の調整を行います。この状態で終段のアイドリング電流が安定する事…

A級バランスHPアンプ製作(製作編8)

製作編8 HPアンプ片チャンネルHot分の実装が終わったので通電確認を行います。よりアンプの特長を示すためにタイトルを変更しました。 通電準備 前回の記事で、通電にはユニバーサル電源を使用することを説明しましたが、私の使っているユニバーサル電源に…

A級バランスHPアンプ製作(製作編7)

製作編7 HPアンプの2段目のバイアス回路以降の実装を行います。 発注ミス再び 前回につづき、またしても発注ミスが発覚しました。発振防止用のディップマイカ22pFを購入したつもりが、150pFを購入していました。 今回は部品表上は正しく記載されていました…

A級バランスHPアンプ製作(製作編6)

製作編6 プリアンプ基板の製作が終わったので、HPアンプ基板の製作を開始します。 部品の準備 製作用の部品は、早いタイミングで一気に注文することにしています。全て通販で準備していますが、送料がばかになりません。購入漏れした場合、漏れたもののみの…

A級バランスHPアンプ製作(製作編5)

製作編5 前回の記事で途中まで製作したプリアンプ基板を組み上げて通電確認を行います。 オペアンプ 今回の製作には、過去の製作でMUSES01への換装により余っていたMUSES8920を使用します。使用するに当たり改めてMUSESをネット検索したところ、MUSESシリー…

A級バランスHPアンプ製作(製作編4)

製作編4 トランジスタの実装前の準備が終わったので、基板実装を開始します。初めはプリアンプ基板を製作します。 プリアンプ基板 プリアンプ基板は、ボリュームを低インピーダンスで駆動して所定の減衰量を得ることと、アンバランス入力選択時に、信号をバ…

A級バランスHPアンプ製作(製作編3)

製作編3 hfe測定時の温度上昇が大きかったので終段の放熱の再検討を行い、初段J-FETの変換基板実装を行います。 終段の放熱設計 前回の記事で紹介した2SC3851A/2SA1488Aのhfe測定で、想定よりも高いの温度上昇を確認しました。実使用時の放熱が心配になり改…

A級バランスHPアンプ製作(製作編2)

製作編2 引き続きトランジスタのhfe測定を行い、その結果からコンプリメンタリペアを選別します。 終段のトランジスタのhfe測定 終段にはサンケンの2SC3851A/2SA1488Aを使用します。このトランジスタはBTL A級DCパワーアンプのドライバ及び終段に使ったもの…

A級バランスHPアンプ製作(製作編1)

製作編1 前回の記事で設計、および部品選定できなかった部分の検討を行い、平行して基板の製作準備を開始します。 ケースの選定 従来の製作では、タカチ電機のUS-260LHを使用してきました。今回は実装基板が1枚増えるため、このケースでは収まりそうにあり…

A級バランスHPアンプ製作(設計編2)

設計編2 前回、プリアンプとパワーアンプの設計が終わったので、残りの設計と製作に備えて部品の発注を行います。 電源の設計 必要な電源は、プリアンプが+/-12V、ヘッドフォンアンプの電圧増幅段も+/-12V、ヘッドフォンアンプの電力増幅段が+/-9Vです。必…

A級バランスHPアンプ製作(設計編1)

設計編1 バランス対応ヘッドフォンを入手したのでそれ用のヘッドフォンアンプを構想して、設計を行います。 設計構想 今回の1番の目的は、ヘッドフォンのバランス駆動時の音を聴いてみることですが、せっかくつくるので欲が出てしまいます。今は比較的環境…

A級バランスHPアンプ製作(構想編2)

構想編2 バランス対応ヘッドフォンを購入しましたので現品のレビューを行います。 ヘッドフォンの購入 前回の記事でバランス対応のヘッドフォンについて調べてみました。バランス対応ヘッドフォンの統一された端子の規格はありませんが、総じてケーブルの交…

A級バランスHPアンプ製作(構想編1)

構想編1 バランス駆動に対応したヘッドフォンを選定して、それ用のヘッドフォンアンプの製作構想を始めます。 ヘッドフォン 今まで真剣にヘッドフォンについて考えた事はありませんでした。とはいえ、通勤中のタブレット用にパイオニアのインナーイヤータイ…

チャンネルデバイダ製作(番外編)

番外編 部品の手配漏れで電源基板の組立ができなかったためバランス変換ボリュームから基板を流用しましたが、組立途中の電源基板を組み上げて元通りに戻します。 おさらい 前回の記事でチャンネルデバイダの製作は終わりましたが、組み上げの最後の電源基板…

チャンネルデバイダ製作(まとめ編)

まとめ編 チャンネルデバイダの組立が完了したので、通電確認をして音を聴いてみます。 組み上がり 前回触れる事ができなかったので組み上がりについてコメントします。部品配置に苦労しましたが、なんとか収めることができました。ボリュームと基板の配置も…

チャンネルデバイダ製作(製作編3)

製作編3 シャーシの加工が終わったので最後に残った電源基板を製作開始しますが・・・ 基板について 私が最近製作した基板はメイン、電源を問わず秋月電子の片面紙エポキシユニバーサル基板Bタイプ(95 x 72mm)を使用しています。 Picotec International…

チャンネルデバイダ製作(製作編2)

製作編2 リアパネルに取り付けるXLRパネルコネクタ取り付け穴の加工から製作再開します。 XLRパネルコネクタ取り付け 前回の記事でφ21の丸穴まで開けました。パネルコネクタは図面のとおり異形のため穴の追加加工が必要です。 初めに穴径をΦ22まで広げます…

チャンネルデバイダ製作(製作編1)

製作編1 チャンネルデバイダの設計方針がまとまったのでケースの加工図面を作成して製作を開始します。 リアパネル設計 US-260LHのパネル寸法は80x256mmです。前回の記事にも書いたとおり、入出力用に6個のXLRパネルコネクタを取り付けます。上下2段とし…

チャンネルデバイダ製作(設計編)

設計編 実験4の音がいい感じだったので、チャンネルデバイダを常用するために仕上げます。 はじめに 今までの実験編で、バラック状態でチャンネルデバイダーを使用してきましたが、常用するためにケースに収めてまとめあげます。チャンネルデバイダー基板は…

マルチアンプ実験4(まとめ編)

まとめ編 A級BTL DCパワーアンプの修理が終わったので、マルチアンプ対応改造した1000Mのウーファーをこのアンプで鳴らしてみます。 マルチアンプ実験4 マルチアンプ実験3では、マルチアンプ対応改造したNS-1000Mのウーファーの駆動をエルサウンドのEPM-30…

マルチアンプ実験4(修理編3)

修理編3 故障個所の修理ができたので、他に故障がないことを確認して再組立します。 ドライバ段の確認 ヒューズが飛ぶ原因は、終段電源のブリッジダイオードでしたが、このブリッジダイオードの故障した原因が、他回路内にあると、再組立後に同じように故障…

マルチアンプ実験4(修理編2)

修理編2 A級BTL_DCパワーアンプのヒューズが飛ぶ原因の絞り込みを続け、原因の特定を行い修理をします。 終段用トランスの確認 前回ヒューズが飛ぶ直接の原因として、終段用電源基板またはトランスまで原因の絞り込みを行いました。次はトランスの確認を行…

マルチアンプ実験4(修理編1)

修理編1 実験1で壊してしまったA級BTL DCパワーアンプで1000Mウーファーを鳴らすために修理をします。 実験4 前回実験3でNS-1000Mマルチアンプ駆動して良い結果が得られましたが、ウーファーの駆動にエルサウンドのBTLパワーアンプを使用しました。さら…

マルチアンプ実験3(まとめ編)

まとめ編 1000Mのセミマルチアンプ駆動暫定環境の構築が完了したので音出しを行い、その音の印象を紹介します。 実験3環境 音出しの前に、改めて構築したシステムの特徴を箇条書きにまとめます。 ・NS-1000Mを使用したセミマルチアンプ駆動システム ウーフ…

マルチアンプ実験3(製作編2)

製作編2 1000M残り1本の改造およびネットワークの配線、チャンネルデバイダのセットアップを行い音出しの準備を完了させます。 1000M改造 前回の記事で紹介しきれなかった部分を改めて紹介します。各スピーカーユニットとターミナルの接続は、イモねじは使…

マルチアンプ実験3(製作編1)

製作編1 部品および工具の準備が整ったのでNS-1000Mをマルチアンプ対応に改造します。 ターミナルパネルの加工 t=0.8mm 300 x 400mmのアルミ板から2本分のターミナル用のパネルを作ります。 面積的にはだいぶ余裕があります。いつものように加工図面を等倍…

マルチアンプ実験3(設計編)

設計編 NS-1000Mをマルチアンプ駆動するための改造設計をします。 チャンネルデバイダー改造設計 fc=500Hz, K=1.4(ベッセル特性)前提でCRの定数を決めます。基板は今までの実験で使用した暫定仕様のもの改造して使います。 上記の回路で最初にC1とR1を決め…