スピーカー周波数特性測定(準備編3)

準備編3 周波数測定ソフトの動作確認を続けます。 WaveSpectra動作確認 前回、スペクトラムアナライザソフト「WaveSpectra」の動作確認を行いましたが、マイクからの信号がソフト側へ全く入力されませんでした。簡単にできる原因の切り分け方法を考えてみま…

スピーカー周波数特性測定(準備編2)

準備編2 購入したハードウェアのインストールと測定用のソフトウェアの準備を行います。 Sound Blasterインストール 購入したサウンドブラスターには、簡単な取扱説明書が同梱されていて、そこには「接続するだけでも使用できますが、より便利に使用するに…

スピーカー周波数特性測定(準備編1)

準備編1 スピーカーの周波数特性測定に必要な機材を準備しましたので紹介します。 ハードウェア準備 ■マイクロフォン選定 スピーカーから再生された音を拾うためのマイクロフォンが必ず必要となります。その条件は、測定帯域の周波数特性ができる限りフラッ…

スピーカー周波数特性測定(構想編)

構想編 フルマルチアンプ化を見据えてスピーカーの周波数特性測定機材を揃えましたが、目的を変更して特性測定を構想します。 フルマルチアンプ化構想 現在の常用システムは、3wayのNS-1000Mを改造してセミマルチアンプ駆動しています。具体的には、ウーハー…

実験バッテリードライブ(評価編5)

評価編5 チャンネルデバイダーのバッテリー駆動通電確認が終わったので、音質比較をおこないます。 バッテリードライブ音質比較 普段聴いているCDの楽曲を聴いて、安定化電源ドライブ時の音との印象の違いを書き出してみます。再生は常用のシステムで、チャ…

実験バッテリードライブ(評価編4)

評価編4 念のためL-ch基板の通電確認を行い、シャーシに基板を搭載して修理を完了させます。 L-ch基板通電確認 誤配線時、L-ch基板の電源は正しく接続されていましたが、入出力端子のGND電位がR-ch誤配線の影響により異常値となったはずです。念のためダメ…

実験バッテリードライブ(評価編3)

評価編3 基板修理が完了したので、通電確認を行います。 通電確認 ユニバーサル電源を使って基板単体で通電します。オペアンプ故障の可能性もあるので、過電流保護設定を小さめ(50mA)に設定しました。緊張しつつ電源オンしましたが、異常は見あたりません…

実験バッテリードライブ(評価編2)

評価編2 少し間が空いてしまいましたが、バッテリーの特性測定が終わったので、チャンネルデバイダーへ電源供給して安定化電源と音質比較を行うつもりでしたが・・・(アイキャッチ写真が語ってます) 電源供給準備 SW基板を使って、チャンネルデバイダーへ…

2018オーディオフェスティバル(番外編20)

番外編20 前回に続き、2018オーディオフェスティバルをレポートします。 柳沢先生講演 講演のタイトルは「RCA845と250(ナス管)のカソードチョークドライブシングルアンプ聴き比べ」です。柳沢先生は、その講演の簡単なプログラムを配布いただけるので、メ…

2018オーディオフェスティバル(番外編19)

番外編19 無線と実験誌が主催するオーディオフェスティバルに行ってきましたので速報します。 2018オーディオフェスティバル 誠文堂新光社が発行する月刊誌、無線と実験主催のオーディオフェスティバルに行ってきました。今回は第3回目で、3月4日に昨年と…

実験バッテリードライブ(評価編1)

評価編1 バッテリーを最低限安全に使える環境を整えて、バッテリーの特性測定を行います。 環境構築 今回は音質比較のための実験を想定していて、今のところ常用する事は考えていません。とは言え、ショートのリクスを極力減らす必要があり、電力供給用のSW…

実験バッテリードライブ(構想編)

構想編 勢いでバイク用バッテリーを買ってしまったのでアンプのバッテリー駆動を構想します。 バッテリー 学生時代、電子工学科に所属し、4年生になってノイズを研究対象とする研究室を選択しました。実験に使用する測定系は低ノイズが要求され、当時測定に…

アンプ修理その後と非接触温度計(番外編18)

番外編18 EL34ppパワーアンプ修理記事でアドバイスいただいた真空管ソケットハンダ付け確認を行い、新規に導入した非接触温度計を紹介します。 経緯 番外編17でバランス方式EL34ppパワーアンプの修理を行いました。原因が完全に特定されない中、終段の真空管…

女神たちの争い(製作編5)

製作編5 2枚のフィルタ基板の通電確認が終わったので、チャンネルデバイダのシャーシに載せ替えて現行基板との音質比較を行います。 基板載せ替え準備 現行のチャンネルデバイダは、電源を定電圧方式から安定化電源に載せ替えて日がまだ浅いため、交換前に…

女神たちの争い(製作編4)

製作編4 L-ch用基板を実装して通電確認を行います。 実装開始 2枚目基板実装は、1枚目の実装のまねをするだけでいいので気が楽です。但し、忠実に実装位置を同じにしないと、実装が異なる部分の配線検討が必要になるだけでなく、左右チャンネルの特性差の…

バランス方式EL34ppアンプ修理(番外編17)

番外編17 予定を変更して、セミマルチアンプシステムのスコーカー&ツイーター駆動に使っているEL34ppパワーアンプの修理を行ったので紹介します。 きざし 昨年末(2017年12月中旬頃)にいつもの様に音楽を聴いていたところ、右チャンネルから「がさがさ」と…

女神たちの争い(製作編3)

製作編3 前回の通電確認で発覚した周波数特性異常の原因を特定して対策します。 周波数特性異常 前回、組み上がったフィルタ回路の周波数応答を測定し、結果をグラフ化したところ、減衰の傾きが緩く、設計は-12dB/Octのはずが見た目には-6dB/Octくらとなっ…

女神たちの争い(製作編2)

製作編2 片チャンネル分のフィルタ基板の実装が完了したので通電確認を行います。トラブル多発でめげそうになりました。 通電確認 初めに、オペアンプを実装せずに電源を入れて各部の電圧確認を行います。電源にはユニバーサル電源を使用し、+/-12Vを供給し…

女神たちの争い(製作編1)

製作編1 フィルタ回路基板の部品を準備して実装を開始します。 部品の調達 製作用の部品の調達は、全て通販で対応しています。送料はかかりますが買い物に行く時間とコスト、探す時間を考えると高くはありません。今回もいつもお世話になっている秋月電子で…

女神たちの争い(構想編2)

構想編2 前回紹介したMUSES03を使ったチャンネルデバイダを具体的に構想します。 チャンネルデバイダ 今回の製作も、前回の「安定化電源製作」と同様に基板載せ替えの改造となります。安定化電源製作では、チャンネルデバイダの電源基板を載せ替えましたが…

女神たちの争い(構想編1)

構想編1 昨年(2017年)に発売された高級オーディオ用オペアンプMUSES03を使ったチャンネルデバイダを構想します。 MUSES03 ミューゼスはギリシャ神話で文芸を司る女神(ムーサ)達の事です。このMUSESを使った製作なので大層なタイトルを付けてしまいまし…

安定化電源製作(評価編12)

評価編12 電源の特性測定および結果の比較の続きを行います。 矩形波応答観測条件 ダミー負荷ジグへの入力信号を正弦波から矩形波に切り替えて、波高値が矩形波状の負荷電流時の出力変動をオシロで観測します。負荷電流は平均値を40mAとし、波高値を10mAと70…

安定化電源製作(評価編11)

評価編11 3種類の電源の特性を測定して、結果を比較します。 概要 電源の特性測定は、製作済みのダミー負荷用のジグを使用して行います。測定項目は以下の3点です。それぞれの項目ごとに結果の比較を行い、最後にまとめとして音質の評価結果と特性の比較結…

ポケットオシロDSO203校正(番外編16)

番外編16 ポケットオシロスコープDSO203の校正が必要な事がわかり、電源の評価前に校正を行いました。 オシロスコープ校正 私のオシロスコープはDSO203というオープンソースのポケットオシロです。 購入時にマニュアルの手順に従い校正を行いました。その後…

安定化電源製作(評価編10)

評価編10 3つの電源をチャンネルデバイダに搭載して音質の比較を行います。 3つの電源 音質比較の前に特性の測定を行う事も考えましたが、その結果により先入観をもって音質比較することに成るので先に音質比較を行う事にしました。音質比較を行う3つの電…

安定化電源製作(評価編9)

評価編9 安定化電源の矩形波応答を使って、位相補償用コンデンサ容量を決定します。 安定化電源位相補償 2回に渡り番外編を入れましたので、安定化電源回路のおさらいをします。正負電源回路は素子の極性以外は共通なので、正電圧電源回路のみ再掲載します…

中華製発振器導入(番外編15)

番外編15 中華製発振器を導入しましたので経緯と使い勝手を紹介します。最後に改造もしてしまいました。 発振器 今まで使ってきた発振器は、地味な機器なのでお金をかけたくないと考えて、家内にKENWOODのAD-203Dをオークションで落札してもらったものです。…

自作アンプで年末を聴く2(番外編14)

番外編14 一昨年に引き続き、昨年製作したアンプで年末特番を聴きました。 昨年の製作 昨年(2017年)は、NS-1000Mのマルチアンプ駆動化とA級バランスHPアンプの製作に時間をかけたため、具体的なオーディオ製作記事としては下記の5本となりました。 ・01/0…

安定化電源製作(評価編8)

評価編8 三端子レギュレータ版の電源実装が完了したので、ジグの動作確認を兼ねてお試しでマイナス出力の負荷試験を行います。 -12V出力お試し負荷試験 先日の記事で安定化電源+12V出力のお試し負荷試験を行いました。今回は三端子レギュレータ版電源-12V出…

安定化電源製作(評価編7)

評価編7 比較用に三端子レギュレータを使った安定化電源を製作します。 三端子レギュレータ ヘッドフォンアンプ用の電源で+/-12Vと+/-9Vを左右独立電源として標準基板に実装するために三端子レギュレータを使用しましたが、標準基板を使って+/-12V左右独立…