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小型スピーカーメンテナンス(FE103)改修編

改修編 スピーカーの残りの仕様および改修について紹介します。 バスレフ方式 図は現品から起こしたこのスピーカーエンクロージャーの図面です。見てのとおりバスレス方式となっていますが、この方式はスピーカーユニット後面から発する低音をヘルムホルツ共…

小型スピーカーメンテナンス(FE103)構想編

構想編 私はフルレンジユニットを使った自作のスピーカーをもっていますが、無性に先に製作した真空管アンプ(EL34pp)を使ってボーカル曲を聴いてみたくなりました。このスピーカーは最近は踏み台やカメラの台にしか使っていないためメンテナンスが必要状態…

DCパワーアンプメンテナンスまとめ編

まとめ編 実際に音を聴き、メンテナンスの効果を確認します。 音聴き準備 私のシステムは、いままで紹介してきたとおり、フルバランス化されています。今回メンテナンスを行ったアンプはアンバランス方式なので、このアンプを接続するためにシステムの構成を…

DCパワーアンプメンテナンス改修編4

改修編4 アンプの部品交換、追加の配線を行いメンテナンスを進めます。 ブロック電解コンデンサの交換 NTKの電解コンデンサ実装時は、天板に電極が接触してショートすることを防止するために、電極に絶縁用のビニールテープを貼っていました。見栄えも悪く…

DCパワーアンプメンテナンス改修編3

改修編3 メンテナンス用に入手した部品について紹介します。 終段平滑用ブロック電解コンデンサ 発注したものはニチコンのLNTシリーズ47000uF/50V品です。チップワンストップへ9/1注文を確定させ、9/7に届きました。写真は届いた新品と現行品です。容量と耐…

DCパワーアンプメンテナンス改修編2

改修編2 交換用のブロック電解コンデンサの選定および他改修について紹介します。 終段平滑用ブロック電解コンデンサ選定 現状実装されているブロック電解コンデンサの仕様は下記のとおりです。この仕様に相当するものを探します。メーカー:NTK仕 様 :470…

DCパワーアンプメンテナンス改修編1

改修編1 アンプをばらして部品の状態を確認しながら改修を進めます。 基板の取り外し 基板を取り外すために詳細確認を行っていたところ、配線の噛み込みを見つけました。基板と放熱器に実装されたドライバ間の配線が、シャーシと放熱器に挟まれていました。…

DCパワーアンプメンテナンス構想編3

メンテナンス構想編3 メンテナンスを行うDCパワーアンプ仕様について前回先送りした部分を紹介します。 シャーシ下 次の写真はシャーシ下のものです。比較的太い線で電源が配線されています。ヒートシンク下にアンプ基板が配置され、ドライバおよび終段間の…

DCパワーアンプメンテナンス構想編2

メンテナンス構想編2 メンテナンスを行うDCパワーアンプの残りの概要を紹介します。 ヒートシンク L-ch用、R-ch用独立したヒートシンクそれぞれに終段およびドライバ用のトランジスタを取り付けています。終段はNEC製コンプリメンタリ品で今では珍しいメタ…

DCパワーアンプメンテナンス構想編1

メンテナンス構想編1 今回メンテナンスを行うDCパワーアンプの概要を紹介します。 このアンプについて メンテナンスするDCパワーアンプは学生時代に設計製作したもので、私にとっての本格的なオーディオアンプ1号機です。すでに製作から30年以上経過してい…

バランス変換ボリューム製作(製作編)

製作編 部品選定および製作、音だしとその後の調整について紹介します。 部品選定 ケースはタカチのUS-260LHを選定しました。 AMAZONで手軽に買えます。外装部品はケースを含めて、バランス方式ボリュームと同じですが、こちらの方が先に製作したので、部品…

バランス変換ボリューム製作(設計編)

オーディオ復帰 本ブログ記事の中で時期的に一番最初に遡ります。真空管アンプの製作の構想編でも書きましたが、オーディオに関連するローカルな会合に呼ばれて参加することに決めたことで、社会人になって遠ざかっていたオーディオの趣味に復帰することにし…

BTL_A級DCパワーアンプまとめ3

まとめ3 前の記事の最後で予告したとおり、気になる点と説明が漏れていた仕様について紹介します。 気になる点 このアンプの仕様は、電源をコンセントにつなぐと電圧増幅段の電源が入り、トグルスイッチオンで、終段の電源が入ります。運用上は、電力増幅段…

BTL_A級DCパワーアンプまとめ2

まとめ2 真空管アンプEL34_A級ppアンプとの比較を行います。前半は設計を中心に、後半は音の印象の比較を行います。 設計まとめ 前回の記事で紹介した電源の対策を反映した電源の回路図を改めて掲載します。電力増幅段の平滑用コンデンサとして、導電性高分…

BTL_A級DCパワーアンプまとめ1

まとめ1 前回発覚した音質問題の改善検討およびその結果を紹介します。 音質の改善検討 前回の記事で紹介した、重低音が遅れて聴こえる症状の改善のために、電力増幅段中音域周波数帯の電源インピーダンスを下げる対策を行います。対策部品の候補として、下…

BTL_A級DCパワーアンプ製作編6

製作編6 今回ようやっと2台の組立を完了し、とりあえずの音だし、その印象を紹介します。 エージング 片ch分を組み上げてエージングがてら約1時間の音だしをしました。まずまずの印象です。午前中に音だしを終えて、午後に天板を閉める前に再度通電確認を…

BTL_A級DCパワーアンプ製作編5

製作編5 前回、アンプの通電確認を完了したので、次はトランス、基板のケースへの実装を紹介します。 フロントパネル はじめにトランス、基板の配置を決めますが、各部品と外装部品のクリアランス確認用にフロントパネルを組立ます。取り付ける部品は、トグ…

BTL_A級DCパワーアンプ製作編4

製作編4 前回NFBループに関する指摘を受け、部品配置を見直す方針としました。その具体的な対応結果および、基板通電確認について紹介します。その前に、真空管アンプ製作時に波形確認用として購入したポケットオシロを紹介します。 ポケットオシロDS203 こ…

BTL_A級DCパワーアンプ製作編3

製作編3 今回は、基板組立と放熱器へのトランジスタ取り付けについて紹介します 電圧増幅段用電源基板 回路のボリュームを考慮して、基板サイズを72 x 47mmとしました。要求電流が26mAと小さいことから、全波整流後のリップルも小さく押さえらるため、動作…

BTL_A級DCパワーアンプ製作編2

製作編2 今回は、ケースと放熱器について紹介します。 ケースの選定 A級アンプはアイドル時の発熱が最大となります。発熱量に見合った放熱器を選定して機外に放熱させる事は、アンプの寿命にとって大変重要です。ケースの選定では、必要なサイズの放熱器を…

BTL_A級DCパワーアンプ製作編1

製作編1 製作前に、トランジスタの選別を行いました。今回はその選別について紹介します。 トランジスタの選別 実際に使用するコレクタ電流に近い電流を流して、hfeとVbeの測定を行います。測定用にジグを作成したのでまずは紹介します。NPN用とPNP用で回路…

BTL_A級DCパワーアンプ設計編2

設計編2 本アンプの電源の設計方針から具体的な設計までを紹介します。 電源設計方針 構想編でも触れたとおり、A級BTL方式はホットchとコールドchの電源電流の和は一定となり、信号電流に依存しません。すなわち、音が電源回路の影響を受けにくいと考えられ…

BTL_A級DCパワーアンプ設計編1

回路 構想編で宣言したとおり、初段はFETの差動2段構成で、終段はコンプリメンタリパラレル構成でいきます。初段は、FETのVdsを押さえるためにカスコード接続とします。今回は小出力のBTL構成のため、電源電圧を低く押さえる事ができ、カスコード接続の効果…

BTL_A級DCパワーアンプ構想編

BTL方式のアンプ 学生時代のオーディオ仲間が当時YAMAHAのB-6を2台使用したBTL方式のシステムを構築していました。このシステムの再生する低音の瞬発力に魅了されたのが私のBTL方式との出会いです。B-6は小さなピラミッド型の筐体で200W+200Wを出力しますが…

バランス方式ボリューム製作(製作編)

製作編 前回の記事で設計完了したバランス方式ボリュームを製作します。その音の印象およびリモコン化についても紹介します。 部品の選定 ケースはタカチのUS-260LHを使用します。特段デザインが良いわけではありませんが、前に作ったアンバランスバランス変…

バランス方式ボリューム製作(設計編)

製作の経緯 本題の前に、私の現状のシステムを簡単に紹介します。スピーカーはヤマハのNS-1000Mです。学生時代に塾の講師のバイト代で購入したもので、購入してからすでに30年以上経過していますが未だ健在です。ひとえにウーハーの布製エッジの賜です。1000…

真空管アンプの製作(EL34pp)まとめ編

まとめ 完成したアンプの音を聴いた印象と部品に関するまとめをします。 A級EL34プッシュプルアンプ 電源を入り切りする際のノイズは一切ありません。真空管アンプなのであたりまえですか。また入力ゼロの時のハムやノイズもスピーカーに耳を近づけても聴き…

真空管アンプの製作(EL34pp)製作編2

製作編2 前回シャーシが完成したんで、配線・調整を行っていきます。 電源・ヒーター結線 配線には、0.65mmの単線を使用しました。諸先輩方の作品をネットで見ると、90°直角配線が凄く綺麗に見えます。トランジスタアンプでは単線は使ったことがありません…

真空管アンプの製作(EL34pp)製作編1

製作編1 前回までで回路設計が完了したので、製作にとりかかります。部品選定、加工図面作成、部品実装、配線、調整を行っていきます。まずはシャーシから。 シャーシの決定 シャーシ上に実装する大物部品をリストアップします。・出力トランス RX-40-5 x2 …

真空管アンプの製作(EL34pp)設計編2

設計編2 前回の設計編1でアンプの回路設計が完了したので、今回は電源の設計を行います。本当は、アンプ回路設計と電源設計を何度も行ったり来たりしましたが、その課程は省略してます。 電源トランスの選定 今回の電源に要求される仕様は以下です。・ヒー…

真空管アンプの製作(EL34pp)設計編1

設計編1 前回の構想編の内容に従って、具体的にバランス入力A級EL34プッシュプルアンプの回路設計を進めていきます。定数の決定過程も簡単に紹介します。 回路の決定 今回採用する初段差動方式は、その動作の特性上偶数次歪みが打ち消されるため。トランジ…

真空管アンプの製作(EL34pp)構想編

真空管アンプを設計するぞ 大学の大先輩、元の会社の大先輩に声をかけてもらいローカルな会合に参加しました。この方はずっとオーディオを趣味でつづけられていて、仕事の関係もありレアな機器を多数所有し、MJ誌のリッスニング訪問にも登場された経歴を持…