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真空管アンプの製作(EL34pp)製作編2

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製作編2

前回シャーシが完成したんで、配線・調整を行っていきます。

電源・ヒーター結線

配線には、0.65mmの単線を使用しました。諸先輩方の作品をネットで見ると、90°直角配線が凄く綺麗に見えます。トランジスタアンプでは単線は使ったことがありませんでしたが、先人に従いました。トランスの1次側およびヒーター配線が完了した時点でヒーター動作の確認を行います。真空管に火がともり、すでに完成したかとの錯覚に陥ります。あまり長時間ヒーターのみの通電をするのは真空管に良くないとのことなのでなごり惜しいですが、短時間で切り上げます。B電源、C電源基板をつくり、実装し単品で動作確認を行いました。ここまで順調。

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終段の配線

終段用の定電流回路およびバイアス回路を基板へ実装し、シャーシへ取り付けます。初段との段間のフィルムコンデンサ以降を実装して動作確認を行います。Ipバランス用の半固定抵抗をセンターに設定して電源を入れます。定電流源のエミッタ抵抗R14にかかる電圧を確認して定電流値をチェックします。チップジャックを使ってプッシュプルのプレート電圧のモニタをしながら、半固定抵抗を回してIpバランスをとります。Rchの調整は問題なく完了しましたが、Lchの確認時電源を入れて数秒したところで、EL34_1本からオレンジ色の発光が起こり、モニター用につないでおいたスピーカーからノイズが発生しました。原因の特定はできなかったので真空管の不良として、新たにマッチドペアを購入しました。この影響で定電流回路のダイオードおよびトランジスタが壊れました。翌週、定電流回路を修理し届いた真空管を装着して無事所定の動作確認ができました。

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初段の配線

複雑な回路はないのですんなり完成。NFBはかけずに動作確認。所定の動作が確認できたので確認用の音源をつないでの音だし。出ました音が!ゲインと音を確認しながらNFB量を決定します。
裸ゲイン=20dB(測定で確認)に4.7dBのNFBをかけてゲインを15.3dBとしました。

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祝!バランス入力EL34A級プッシュプルアンプ完成です。
参考として調整後の各部電圧モニタ結果を公開します。

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つづく(まとめ編)