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バランス変換ボリューム製作(製作編)

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製作編

部品選定および製作、音だしとその後の調整について紹介します。

部品選定

ケースはタカチのUS-260LHを選定しました。 AMAZONで手軽に買えます。外装部品はケースを含めて、バランス方式ボリュームと同じですが、こちらの方が先に製作したので、部品選定はバランス方式ボリュームの方が踏襲したことになります。サトーパーツアルミ削りだしのボリューム用のツマミ、アルプス製のモーター付きの2kΩボリュームなどです。基板は電源部とアンプ部の2枚構成としましたが、電源基板には電源トランスを実装するため、114x155mmと大きめのものを、アンプ基板も余裕をとって72x95mmのものを選定しました。

実装

リアパネル側から見て、右にACインレットを配置し、ケース内部右側に電源基板を配置します。間にボリュームを挟み、右側にアンプ基板を配置しました。回路は電源を含めて左右完全独立のため、それぞれの基板上のフロント側とリア側に同一の回路を平行して配置しました。フロントパネルの配置は、バランス方式ボリュームが踏襲したとおり、全く同じ部品および配置です。電源ランプはバランス方式ボリューム記事掲後に全て緑に統一することに決めて変更したことから写真は緑となっています。(本記事キャッチ写真参照)バランス方式ボリュームと同様に、ボリュームのリモートコントロール用に、ボリュームのモーターと、リアパネルのジャックの配線を行っています。入力はリアパネル一番左端にRCAジャックを、その横に出力用のXLRパネルコネクタを配置しました。

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音出し

張りのある重低音、バランス駆動の長所を十分発揮できています。メリハリがあり、大変明るい音調です。これはこれで悪くはありませんが、中高音域の艶やかな表現がもう少し欲しい気がしました。ちなみに音の確認は記事を書いている今現在、改めて評価しているため、音源(DAC-1000のアンバランス出力)およびアンプ(BTL A級DCパワーアンプ)は最新状態で行っています。ひとしきり聴いたところで、バランス方式ボリュームの評価で良好な結果だったオペアンプMUSES01に出力段を差し替えてみました。バランス方式ボリュームの時と同様に、中高域のきらきらした感じは後退し、特に中音域が艶やかになりました。完全バランス方式との違いは、各楽器の自己主張がこちらの方が強い気がしますが、こちらの音を好む人もいそうな気がしますので、当面この状態としたいとおもいます。このレベルならば、アンバランス出力の機器も躊躇することなくソースとして選択できるとおもいます。

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まとめ

恒例の部品表を参考に掲載します。趣味復帰後の1号機のため、部品表を見ても現時点であれば、もっと違った選択をしていた部分があります。製作開始は2015年11月7日で、完成が2015年11月23日でした。完成時にDAC-1000をすでに購入してしまっており、すぐにバランス方式ボリュームを作り始めたことから、バランス変換ボリュームはそれが完成するまでの短期間の運用となりました。今回あらためて記事にするにあたり保管していたものを引っ張りだし音を聴き、オペアンプの交換を行いましたが、この結果アンバランス機器を増設しても良いレベルになった事を確認できたことが大きな収穫でした。これでオーディオの趣味復帰後の約10ヶ月間に製作した機器の紹介が一通り終わりました。この後は、学生時代に製作したDCアンプのメンテナンスをしながら充電をしたいとおもいます。ちなみにメンテナンス予定のアンプの終段は今では珍しい、NECのメタルキャンタイプのコンプリメンタリ品で、当時各社が一斉に開発したHi ft品です。折角なのでメンテナンスについていずれ紹介したいとおもいます(いやすぐに紹介してしまうかも・・・)。

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おわり