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バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編6)

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製作編6

アンプの心臓部、電源回路の製作を行います。また、仕方なくリップルフィルタ用に購入したの面実装トランジスタの実装方法も考えます。

はじめに

ディアゴスティーニなみの細切れの組立におつきあいいただきありがとうございます。それで、気になってディアゴスティーニのシリーズについて調べてみましたが、残念ながらオーディオ関連のものは見つかりませんでした。需要がないんでしょうね。さらに調べて見ると、こちらは単発の付録付きのムック本になりますが、大人の科学「まるごと手作りスピーカーの本」なんてものが見つかりました。Fostexの7cmスピーカーユニットを手作りするものです。私の知り合いにフォスター電機に入社した方がいますが、社内の研修でスピーカーユニットの手作り製作を行ったと教えてもらいましたがこんな感じのものなのでしょうか?

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電源基板の取り付け

本題に戻ります。電源トランスの後ろ側のスペースにできる限り大きな基板を実装するために、取り付け用のスタット位置を工夫します。基板手前側の固定は、標準の取り付け穴を使わずに別途穴を開けて、トランスとスタッドねじの干渉を回避して空きスペースいっぱいの基板を実装します。リアパネルの外装部品との干渉を避けるために、背の低い10mmのスタッドを選択しています。

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電源回路の大物部品の実装

B電源で使用する電解コンデンサは、高耐圧のため容量の割にサイズが大きくなります。このため、基板には実装できないので、個別にシャーシへ実装します。大元の560u/400Vの電解コンデンサは、φ35x45と大きく重いため、L字のアングルにインシュロックを使って固定します。端子はL字のラグ端子で受けます。尚、L字のアングルは日曜大工用の金具で、ビバホームで購入しました。アングルとLラグ用の取り付け穴は他の部品とのクリアランスを確認して後から開けました。

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他に100u/400V品を2つ使っていますが、こちらはサイズがφ25x25で比較的重さも軽いため、Lラグ端子へ直接取り付けます。

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全波整流用のダイオードは実装効率を考えて、トランスの端子へ直付けしました。空中配線部のショートを防止するためケーブルの被覆を利用してダイオードのリードにかぶせて被覆としました。

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基板端子台の採用

今回初めて試す部品を紹介します。いままでは基板への配線はタイコエレクトロニクス製のポストピンヘッダにハンダ付けをしていました。(写真右)その為、基板を外す度に配線のハンダ作業が必要となり、手間がかかる上にアンプの信頼性を下げていると考えていました。他の方の製作記事で使われていた部品を秋月電子で見つけて試しに購入してみました。アルファプラスコネクタ社製の基板端子台です。(写真左)対応電線はAWG14-22で、なんとかφ0.65の単線も使えそうです。この部品を使うことで先の懸念が払拭できることを期待して使ってみます。

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面実装トランジスタの実装

今回の記事で紹介するアンプへの部品実装は以上ですが(本記事のキャッチ写真参照)、後で考えるとしていた、リップルフィルター用に購入した面実装タイプのトランジスタの実装方法を検討しました。放熱シートよりも一回り小さく銅板をカットして、取り付け用のねじ穴を開けます。その銅板へ面実装トランジスタをハンダ付けしました。ハンダによる固定は少し心配ですが、このトランジスタの発熱は大きくないのでこのまま進めます。これでシャーシへTO-3タイプと同様に実装することができます。

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銅板は、t0.3 100x200のものをビバホームで購入しました。370円でした。ビバホームはいつもお世話になっていて、私の強い味方です。いままで通販の購入間違いや配達遅延時に助けられた部品を参考に紹介します。どれも割高ですが、通販で単品で注文することを考えれば価格差は送料よりも安いです。

・熱収縮チューブ
・スタッド(スペーサー)
白色LED
・インシュロック

などです。

 

次回は電源回路を基板へ実装していきます。

 

つづく(製作編7)