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音楽の女神への挑戦(製作編4)

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製作編4

公平な比較を行う為にオペアンプ基板も新たに作り直しました。

公平な比較

今回電源もディスクリート化しますが、公平な比較をするためには、同じ電源で音を聴く必要があります。意を決して、MUSES01のアンプ基板も新規に作り直して、新たに作る電源と組み合わせて比較評価することとしました。作り直す基板は、ディスクリートアンプ基板と簡単に交換できるように、電源および信号入出力用の端子台の位置を合わせました。このため写真のとおり、スカスカの実装基板となりました。実は、端子台の位置出しのために、ディスクリートアンプ1チャンネル分の実装を事前に行いました。ディスクリートアンプ基板実装については次回に紹介します。

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シャーシの改造

MUSES01が乗った基板を取り外します。初めに信号の入出力および電源線のハンダ付けを外します。基板固定用のネジを外し、シャーシに固定されたスタッド4本も外します。このシャーシは今回で2回目の改造となります。組立直後にハムのトラブルが発生し、トランスの配置起因と判明して、基板とトランスの位置の入れ替えを行いました。このため、シャーシには使用していない穴がいくつか開いていますが、今回の改造でさらに穴が増えてしまいます。本体にゴム足がついていますが、基板固定用スタッドのナットと干渉するため、変則的な位置としていましたが、今回もさらに変更が必要となりました。写真は基板取り付け用のスタッドを取り付けた状態のシャーシ下面です。ちょっと痛々しいですが、普段は見えないため気にしない事にします。

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組立

信号ラインは、入力端子から出力端子へL/Rチャンネルを平行して無理なく配置すべきですが、今回はL/Rチャンネルの平行配置ができませんでした。実装スペースの制約のためあきらめました。入出力用のシールド線とトランスの電源線および電源ランプ用の電線全てを現状のものを使い回しました。2芯シールド線が固く、背面側の信号入力用の端子台に負荷がかかっていますが、様子見とします。一方、電源基板は比較的無理なく実装できました。

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動作確認

初めにオペアンプなしで、電源を入れて各ピンが所定の電圧となっていることを確認します。片方のオペアンプの+/-電源電圧が基板単品確認時とは異なり、+/-ともに0.5V程度シフトしていました。さらに確認すると、左右独立電源のそれぞれのGND電位が違っていることがわかり、測定するオペアンプに合わせてGNDを取り直すと正しい電圧になることがわかりました。左右電源のGND間の抵抗値を測定しましたが、なぜかつながっていない状態となっていました。トロイダルトランスは、LRチャンネルの電源で共通の巻き線を使用しているので、どこかがおかしいです。今週の作業時間切れが近づいているため、原因の特定を後回しとして音だしをしました。改造前と比べて音が違います。音の違いは、電源のGND問題を確認した上で、改めて紹介します。

意外なところに音楽の女神が

取り外した現行基板をなにげなく眺めていたところ、レギュレーター出力用の電解コンデンサ(100uF/25V)に目がとまりました。MUSEです。一昨年(2015年)に部品選択しましたが、意識せずに、HiFiオーディオ用ということで選定していたようです。今回は同じカ所の電解コンデンサをFG(Fine Gold)と1ランク落としているので、結果への影響が気になります。

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次回はディスクリートアンプ基板の部品実装を紹介します。

 

つづく(製作編5)