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マルチアンプ実験1(実験編)

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実験編

比較元となるネットワークによる2Wayスピーカーシステムを組み上げて音を聴きます。

2Wayシステムの構築

とにかく音を聴いてみたいと思い、前回の記事で紹介した格安2Wayネットワークと2組のスピーカーを使って比較元の2Wayスピーカーシステムを組み上げます。とりあえずの組立なので、通常入れる高域側のアッテネータは入れていません。(本記事アイキャッチ写真参照)早々にCDの再生を行ったところ、Lチャンネルは音が出ず、Rチャンネルの高域も音が出ていません。そうこうしているうちにLチャンネルアンプのパイロットランプが消えました。アンプはBTL A級DCパワーアンプを使用していました。

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アンプの電源を切り確認したところ、Lチャンネルアンプはヒューズが飛んでいました。ヒューズ交換後も、短時間でヒューズが飛ぶことから、どうやらアンプを壊してしまったようです。接続したネットワークを確認したところ、アンプに接続する端子間の抵抗値が0で、ネットワーク側でショートしているようです。出だしからつまづいてしまいました。禁断の手法と考えていることから、見えない力が働いたのではと勘ぐってしまいます。やれやれ

格安2Wayネットワーク

原因を特定するために、回路図を起こします。基板および実装部品が大きく、部品点数が少ないため、容易に回路図ができました。

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パターン上の不具合は見つからないので、大容量フィルムコンデンサーが怪しいです。この際なのですべて信頼できるフィルムコンデンサーに交換するため、交換用のフィルムコンデンサーを注文しました。真空管アンプの段間のカップリングに使用したCrossCapです。

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翌週、フィルムコンデンサーが届き、交換前に改めて入力端子間の抵抗値を測定したところ抵抗値に問題ありません。不思議に思い、配線を確認したところ原因はハンダ付け部のテープによる絶縁に問題がありショートしている事を確認しました。原因は私の加工にあったなんて情けない・・・。

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気を取り直して絶縁のテーピングをすべてやり直しました。

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組み上げた2Wayシステムの音出し

壊してしまったパワーアンプは別途修理します。メンテナンス性が非常に悪いため気がおもいです。修理については番外編としていづれ紹介をしたいと考えています。仕方がないので続きは、久しぶりにエルサウンドのBTLモノラルパワーアンプを引っ張り出して使用します。エルサウンドは、関西のガレージメーカー(失礼?)ですが、ビルダーから見て納得できる仕様のものが、比較的リーズナブルな価格で提供されているとおもいます。

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音の印象

16cmフルレンジスピーカーは低音の量感を稼ぐために床置きとしました。10cmフルレンジスピーカーはその上に横倒して置きます。

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初めにいつも聴いているBJ2です。床置きの効果で低音の量感は十分です。アッテネータを入れずに10cmフルレンジを接続しましたが、バランスは問題ありませんでした。思いの外良く鳴っています。印象的なのはフルレンジで使用している時に比べて音量を上げても中高域が耳障りにならない点です。続いて風の「海風」です。出だしのアコスティックギターいいです。フルレンジユニット2発としているためか、中音域の質はいい感じです。次に八神純子の「夢見る頃を過ぎても」です。ボーカルも艶やかに再生されベースの量感も十分です。比較元が思いの外いい感じで今後の展開が心配です。

次回、マルチアンプ実験2としてチャンネルデバイダの設計を行います。

 

おわり(マルチアンプ実験1)