2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

安定化電源製作(評価編8)

評価編8 三端子レギュレータ版の電源実装が完了したので、ジグの動作確認を兼ねてお試しでマイナス出力の負荷試験を行います。 -12V出力お試し負荷試験 先日の記事で安定化電源+12V出力のお試し負荷試験を行いました。今回は三端子レギュレータ版電源-12V出…

安定化電源製作(評価編7)

評価編7 比較用に三端子レギュレータを使った安定化電源を製作します。 三端子レギュレータ ヘッドフォンアンプ用の電源で+/-12Vと+/-9Vを左右独立電源として標準基板に実装するために三端子レギュレータを使用しましたが、標準基板を使って+/-12V左右独立…

安定化電源製作(評価編6)

評価編6 ポケットオシロ用プリアンプが完成したので、これを使って安定化電源負荷時の電圧変動がモニタできるか確認してみます。 プリアンプ評価残り 電圧変動モニタの前に、前回の記事で確認が漏れてしまったプリアンプの入力保護機能の動作確認を行います…

安定化電源製作(評価編5)

評価編5 ポケットオシロ用プリアンプの回路定数を決めて、実装を行います。 プリアンプ定数決定 前回の記事で回路を決定しましたが、定数を決定して実装を開始します。 AC入力のカットオフを10Hz以下とするため、手持ちの部品在庫を見ながらCRフィルタをC=0…

安定化電源製作(評価編4)

評価編4 ジグが完成したのでお試しで製作した安定化電源にジグで負荷をかけてみます。 お試し負荷試験準備 負荷試験は使用環境であるチャンネルデバイダに製作した安定化電源を組み込み、トランスから電力供給した状態で確認すべきですが、その前にお試しで…

安定化電源製作(評価編3)

評価編3 +電源用ジグ回路実装が終わったのでジグ回路の通電確認を行います。 ジグ回路おさらい 製作したジグ回路は、評価用電源から任意に一定電流および、発振器からの入力に従った波高値の電流を流すことができます。ジグ自体は+/-12Vの電源が必要です。…

安定化電源製作(評価編2)

評価編2 評価用ジグ回路設計が終わったので部品を選定して組立を行います。 オペアンプの選定 手持ちのオペアンプの在庫を確認したところ4種類ありました。全て8pin dipの2回路入りです。「MUSES8920」「NJM082BD」「NJM4556ADD」「NJM2904D」ですが、型…

安定化電源製作(評価編1)

評価編1 安定化電源基板の実装が終わったので性能の評価を行います。 評価構想 電源に要求される性能はいろいろありますが、今回は出力インピーダンスと周波数特性に着目したいと考えています。出力インピーダンスは、負荷電流を変えて出力電圧を観測します…

安定化電源製作(製作編5)

製作編5 回路2までの動作確認が終わったので引き続き回路3~4の実装を進めます。 回路3実装 回路3は回路1と同じなので、同じように配線します。基板を見ると最初に配線したGNDラインの位置が悪く、回路3用に回路1と同じ実装スペースが確保できてい…