2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

マルチアンプ実験3(製作編2)

製作編2 1000M残り1本の改造およびネットワークの配線、チャンネルデバイダのセットアップを行い音出しの準備を完了させます。 1000M改造 前回の記事で紹介しきれなかった部分を改めて紹介します。各スピーカーユニットとターミナルの接続は、イモねじは使…

マルチアンプ実験3(製作編1)

製作編1 部品および工具の準備が整ったのでNS-1000Mをマルチアンプ対応に改造します。 ターミナルパネルの加工 t=0.8mm 300 x 400mmのアルミ板から2本分のターミナル用のパネルを作ります。 面積的にはだいぶ余裕があります。いつものように加工図面を等倍…

マルチアンプ実験3(設計編)

設計編 NS-1000Mをマルチアンプ駆動するための改造設計をします。 チャンネルデバイダー改造設計 fc=500Hz, K=1.4(ベッセル特性)前提でCRの定数を決めます。基板は今までの実験で使用した暫定仕様のもの改造して使います。 フィルター用コンデンサの接続に…

マルチアンプ実験3(構想編2)

構想編2 今回の実験の中で1番の暫定項目のウーファーを中心にマルチアンプ用のスピーカーを検討します。 はじめに 16cmフルレンジをウーファーとして使った実験用スピーカーであの迫力ある音が再生できたので、本来のウーファーをマルチアンプ駆動したらと…

マルチアンプ実験3(構想編1)

構想編1 今後の方針の構想を行います。その前にまとめ編でやりきれなかった事を確認します。 ウーファーダミー抵抗 まずはオープンとなっているネットワークのウーファー用出力に8Ωのダミー抵抗を付けてみます。仮止めして音を聴き効果があれば、本格運用…

マルチアンプ実験2(まとめ編)

まとめ編 実験用のチャンネルデバイダが組み上がったので、音を聴いてみます。 準備 改めて比較元の音を聴きますが比較条件も改めて紹介します。スピーカーはFostexのフルレンジユニットをウーハーとツイーターとして使います。ウーハーは16cm、ツイーターは…

マルチアンプ実験2(製作編3)

製作編3 基板が全て組み上がったので、音だし用にバラックで組み立てます。パネルはバラック組立専用に製作しました。 バラックの構想 今回は実験のため、バラック状態で組み上げて音聴きをします。操作はスルーとLPF出力レベルコントロール用の4連ボリュ…

マルチアンプ実験2(製作編2)

製作編2 急遽LPFの特性をベッセル特性に変更して、もう片チャンネル分のLPF基板を製作し、改めて動作確認をします。 LPF特性変更 部品の発注ミスでCR2段特性(K=1)でもう1枚の基板が組めないことがわかり、部品追加発注LTで休日を無駄にしたくなかった事…

マルチアンプ実験2(製作編1)

製作編1 ウーハー駆動用のチャンネルデバイダーを製作します。 設計詳細 回路は前回の記事で紹介しましたが、改めてチャンネルデバイダ部のみを切り出して掲載します。図は片チャンネル(Hot/Cold)分です。前回の記事でも紹介したとおり、8連のボリューム…