2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

A級バランスHPアンプ製作(製作編11)

製作編11 amp2の製作が完了したので次の基板のamp3の製作を開始します。 amp3製作開始 ここからは先の基板のコピーの製作となります。自分の製作した手本を見ながら実装を行います。細部についてはより効率の上がる配線があれば変更します。 amp3初段の実装 …

A級バランスHPアンプ製作(製作編10)

製作編10 前回の記事でHotチャンネル(amp1)の実装が終わった基板にColdチャンネル(amp2)の実装を行います。 amp2実装 amp1の実装で、電源線の配線および端子台の実装が完了していて、部品の配置も決まっているので、実装の効率は上がります。amp1の実装…

A級バランスHPアンプ製作(製作編9)

製作編9 前回の記事で発振対策が完了したので、amp1を調整して動作確認を行います。 調整の続き 改めて終段のアイドリング電流を50mAまで上げて、出力オフセットおよび2段差動アンプの電流の調整を行います。この状態で終段のアイドリング電流が安定する事…

A級バランスHPアンプ製作(製作編8)

製作編8 HPアンプ片チャンネルHot分の実装が終わったので通電確認を行います。よりアンプの特長を示すためにタイトルを変更しました。 通電準備 前回の記事で、通電にはユニバーサル電源を使用することを説明しましたが、私の使っているユニバーサル電源に…

A級バランスHPアンプ製作(製作編7)

製作編7 HPアンプの2段目のバイアス回路以降の実装を行います。 発注ミス再び 前回につづき、またしても発注ミスが発覚しました。発振防止用のディップマイカ22pFを購入したつもりが、150pFを購入していました。 今回は部品表上は正しく記載されていました…

A級バランスHPアンプ製作(製作編6)

製作編6 プリアンプ基板の製作が終わったので、HPアンプ基板の製作を開始します。 部品の準備 製作用の部品は、早いタイミングで一気に注文することにしています。全て通販で準備していますが、送料がばかになりません。購入漏れした場合、漏れたもののみの…

A級バランスHPアンプ製作(製作編5)

製作編5 前回の記事で途中まで製作したプリアンプ基板を組み上げて通電確認を行います。 オペアンプ 今回の製作には、過去の製作でMUSES01への換装により余っていたMUSES8920を使用します。使用するに当たり改めてMUSESをネット検索したところ、MUSESシリー…

A級バランスHPアンプ製作(製作編4)

製作編4 トランジスタの実装前の準備が終わったので、基板実装を開始します。初めはプリアンプ基板を製作します。 プリアンプ基板 プリアンプ基板は、ボリュームを低インピーダンスで駆動して所定の減衰量を得ることと、アンバランス入力選択時に、信号をバ…

A級バランスHPアンプ製作(製作編3)

製作編3 hfe測定時の温度上昇が大きかったので終段の放熱の再検討を行い、初段J-FETの変換基板実装を行います。 終段の放熱設計 前回の記事で紹介した2SC3851A/2SA1488Aのhfe測定で、想定よりも高いの温度上昇を確認しました。実使用時の放熱が心配になり改…