2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

1000Mフルマルチアンプ駆動化検討(構想編1)

構想編1 セミマルチアンプ駆動している現状のシステムのフルマルチアンプ化を構想します。 現状のシステム フルマルチアンプ化の構想の前に、現状のシステムをおさらいしておきます。 ■スピーカー YAMAHAのNS-1000Mをマルチアンプ対応させるために改造して…

安定化電源性能改善(まとめ編)

まとめ編 製作した電源の特性のまとめを行い、載せ替えたチャンネルデバイダーの音質評価をおこないます。 特性改善結果のまとめ 音質評価の前に、今回の特性改善についてまとめをします。改めて新旧回路を掲載します。旧回路は各チャンネルトランジスタ3石…

安定化電源性能改善(製作編5)

製作編5 基板が完成したので、チャンネルデバイダーの電源を載せ替えます。取り外した電源基板は、矩形波応答の再確認を行います。 チャンネルデバイダー 製作した電源を搭載するチャンネルデバイダーを簡単に紹介します。最近手をかけたのは、「実験バッテ…

安定化電源性能改善(製作編4)

製作編4 常用基板正電源ch3のインピーダンス周波数測定を行い、続けて最後のチャンネル負電源ch4の実装および通電確認、評価を行います。 正電源ch3インピーダンス周波数特性測定 測定条件は従来と同じなので説明は省略します。測定結果は以下のとおりです…

安定化電源性能改善(製作編3)

製作編3 常用基板負電源ch2の実装および通電確認が完了したので、特性の測定を行います。引き続き、正電源ch3の実装、通電確認を行います。 負電源ch2矩形波応答 今までの測定と同様にジグを使って矩形波応答を確認します。負荷電流は波高値60mAと0mAの1KHz…

安定化電源性能改善(製作編2)

製作編2 通電まで終わった正電源ch1の性能確認を行い、引き続き負電源ch2の実装を行います。 矩形波応答 今までの確認と同様に、負荷電流を10mAと70mAの波高値の1KHzの矩形波とします。立ち下がりと立ち上がりの過渡応答波形は以下のとおりです。 それぞれ…

安定化電源性能改善(製作編1)

製作編1 試作が終わったので、常用する基板の製作を行います。 常用基板 常用する基板は、AC12V2巻き線の出力を持つトロイダルトランスから電力供給します。ブリッジダイオードとニチコンのオーディオ用電解コンデンサKW4700uF/50V品で全波整流を行い、そ…

安定化電源性能改善(試作編5)

試作編5 マイナス電源の周波数特性測定と、マイナス電源で適用した対策をプラス電源にも適用してみます。 マイナス電源周波数特性 過去記事の「安定化電源の製作」で測定したマイナス電源の測定結果をおさらいしてみます。 マイナス電源で採用した三端子レ…

安定化電源性能改善(試作編4)

試作編4 マイナス電源を検討用に試作します。 マイナス電源試作 プラス電源を実装した脇に検討用マイナス電源を実装します。回路はプラス電源と素子の極性が異なりますが、同じなので、プラス電源の実装を平行移動した状態で実装を進めます。配置の検討が不…