2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
番外編34 EL34ppアンプのハム対策を続けます。 EL34pp負帰還回路残骸 写真はEL34ppアンプの初段配線部です。写真ではわかりにくいですが、負帰還回路がそのまま残されていて、帰還配線が外されてショート防止の為にセロテープで絶縁された状態となっています…
番外編33 EL34SGLパワーアンプのハム対策検討の続きを行います。 新たな対策検討 前回は、入力回路配線変更と銅板によるシールド対策が期待した程の効果がなかった為、新たな対策を検討します。前々回の記事の最後に書いた透磁率の高い材料を磁界を誘導する…
番外編32 今回はマルチアンプシステムのスコーカーチャンネル用のEL34SGLパワーアンプのハム対策を行います。 EL34SGLパワーアンプ状況 製作後の確認で、スコーカーに耳を近づけるとハムが聞こえましたが、リッスニングポイントでは聞こえないレベルだったの…
番外編31 2台の真空管アンプのハム対策を行います。 対象のアンプ 1台目は先日製作を完了した真空管ヘッドフォンアンプです。能率の高いヘッドフォンに変えた事で追加対策が必要となりました。2台目は、以前から記事で触れていましたが、マルチアンプシス…
まとめ編 アンプが完成したので、音質比較をした後、設計を改めてまとめます。 音質比較 比較対照は、先に製作したBTL方式A級DCヘッドフォンアンプです。比較に入る前に簡単に紹介します。回路は入力がDual J-FETのカスケード接続の差動アンプです。2段目は…
製作編15 製作が完了したので、設計のまとめ、音聴き、測定を行うつもりでしたが・・・。 設計のまとめ 製作の最後で何点か設計変更したので、設計情報をアップデートします。最初にアンプの回路図を更新します。変更点は以下のとおりです。 ・帰還回路の追…
製作編14 ハム対策を継続します。 ハムの原因の特定 ハムの音をよく聴いてみると、低周波成分はL/Rで同レベルで、ジーという高調波成分はL-chの方がやや大きく聞こえます。この状態で各部配線や部品に触ってみてノイズの変化から原因を特定してみます。トラ…
製作編13 動作確認を完了させて、前回の記事の最後で触れたハムの対策をします。 動作確認残り ハム対策の前に、残り2点の動作確認を行います。最初に入出力の位相確認です。入力をUSB-DACに接続し、ヘッドフォンを接続して電源オンします。EIAJのTEST CDを…
製作編12 配線が完了したので、通電確認から再開します。 通電確認 まずは、終段の真空管を装着せずに通電確認を行います。確認ポイントは終段真空管用のソケットの各端子電圧です。その際に終段のIpバランス調整機能の動作確認も合わせて行います。それでは…