2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

DCパワーアンプ電源改良(製作編11)

製作編11 残りのアンプ基板の改造を行い、アンプの組立に着手します。 アンプ基板の改造 2枚目のアンプ基板も1枚目の基板と同じ改造を行います。写真は改造前のハンダ面ですが、1枚目と同様に配線が汚いです。今更なので気にしない事とします。 次の写真…

DCパワーアンプ電源改良(製作編10)

製作編10 現行アンプから取り外した電圧増幅段用電源トランスを電源トランスユニットに搭載します。引き続き現行アンプから取り外したアンプ基板の改造を行います。 電源トランスの流用搭載 現行アンプから取り外して流用搭載する電源トランスは、東栄変成器…

DCパワーアンプ電源改良(製作編9)

製作編9 アンプ用パネルの加工が完了したので、アンプ本体の改造を行います。 アンプ本体分解 最初にアンプ本体を分解します。 写真のとおり、比較的小さい筐体にトランス2個と基板4枚を実装しています。内部にに手が入りにくく、配線がぐちゃっとしてい…

DCパワーアンプ電源改良(製作編8)

製作編8 リアパネルのハンドル取り付けから製作を再開します。 リアパネルハンドル取り付け加工 前回の記事で紹介したリアパネルハンドル取り付け用の穴を追加した加工図を印刷します。 加工図上は、取り付け部品間で若干のクリアランスが取れていますが、…

DCパワーアンプ電源改良(製作編7)

製作編7 電源トランスを外出しするアンプ本体のパネルの加工を行います。 アンプ本体のケース 現状のケースはタカチ電機工業のHY133-23-23SSです。トランスを外出しするため、電源の入力仕様が変更となります。これに対応するために、同じケースを購入して…

DCパワーアンプ電源改良(製作編6)

製作編6 電圧増幅段用の安定化電源の通電確認が終わったので、特性の測定を行います。 測定項目 具体的には、出力インピーダンスの周波数特性の測定を行います。過去に何度か測定を行っていますが、概要を改めて説明します。負荷電流の平均を30mAとして正弦…

DCパワーアンプ電源改良(製作編5)

製作編5 前回実装した電源基板に-13.5Vの回路を実装します。同様の手順で2枚目の基板の実装も行います。 マイナス電源実装 プラス電源実装時に、端子台、ヒートシンク、誤差アンプ用のソケットの取り付けを行なっていました。前回の記事で説明を省略しまし…

DCパワーアンプ電源改良(製作編4)

製作編4 アンプ本体の電圧増幅段用の電源を製作します。 改良の方針 現行のアンプの電源回路は以下のとおりです。 この回路中の電圧増幅段用電源を下記の安定化電源に変更します。 誤差アンプに単電源の高速オペアンプを使用しています。電圧はやや異なりま…