チャンネルデバイダ製作2(製作編2)

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製作編2

Midチャンネルアクティブフィルタの実装続きから再開します。

Midチャンネル実装続き

Midチャンネルの残りの配線は、段間の接続、入出力端子台配線と電源配線です。出力端子台への配線ですが、発振防止のダンピング抵抗100Ωを介して接続します。全チャンネルともに端子台に対して抵抗が同じ配置にできるように実装位置を決めました。続いて段間の接続です。まだ1本も被覆電線を使用していない為、ジャンパ線を駆使して被覆電線を使わずに配線しました。次に入力端子台とボルテージフォロワの接続をします。配線が込み合っていますが、ここもジャンパ線を使って被覆電線を使用せずに接続できました。部品面の長いジャンパ線が段間の接続です。見栄えを考慮してまっすぐな電線を使用するべきでした。

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合わせて他チャンネルの入力端子台のGND配線を行いました。まだ電源配線が残っていますが、Mid/Highチャンネルをまとめて検討をする為に後回しにします。

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Lowチャンネル実装

アクティブフィルタ回路が1つ少ないだけで、Midチャンネルと回路は同じです。出力端子台脇のエリアが空きスペースになります。初めにアクティブフィルタ回路のCR固定用のポストを4個取り付けます。

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出力端子台側のアクティブフィルタがありませんが、GNDラインおよび出力端子台への配線は、Midチャンネルのものを踏襲します。

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続いてLowチャンネルのボルテージフォロワの実装を行います。配線はMidチャンネルをまねるだけなので、単純作業です。

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残り、段間の接続および出力端子台、入力端子台への接続を行ってLowチャンネルの実装は完了です。

Highチャンネル実装

最後はHighチャンネル実装です。Lowチャンネルと回路構成は同じですが、回路の実装位置をLowチャンネル用回路とオーバーラップさせた為、GNDライン等が同じ配線ができなくなっています。初めにアクティブフィルタ回路を実装しますが、この回路はは同じ実装ができます。

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今度は基板中程が空きスペースになります。GNDラインは、オーバーラップさせたLowチャンネル用アクティブフィルタポストをよける為に、迂回させて配線しました。

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最後に残ったHighチャンネル用のボルテージフォロワの実装を行います。アクティブフィルタ用のCRを除き、全て部品実装が完了しましたが、見た目にスカスカした印象はあまり変わりませんでした。

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電源およびレベルバランスボリューム用端子台への配線は残っていますが、被覆電線を使わずにここまで配線ができました。

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電源ライン配線

+/-12Vを各オペアンプへ給電します。今回使用したオペアンプは、4pinがマイナス電源で8pinがプラス電源なのでMid/Low/High回路ブロックを+/-12Vの電源ラインで挟み込むと素直に給電できます。最初はMidブロックの配線です。

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わりと素直に配線できました。次はLowブロックです。LowとHighブロックをオーバーラップさせたため、-12Vラインの敷線をあきらめ、Midブロックのラインから給電しました。最後はHighブロックです、Low/Highブロック間になんとか+12Vラインを敷線し、給電しました。-12Vラインは基板の一番端に敷線して給電しました。

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区切りはあまり良くありませんが、次回はボリューム配線から再開します。

 

つづく(製作編3)