無帰還広帯域真空管アンプ(製作編6)

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製作編6

リアパネルの部品取り付けから組立を再開します。

リアパネル部品取り付け

フロントパネルと同様に、ハンドルの取り付から開始します。ハンドルのナット締め付けの状況は全くフロントパネルと同様ですが、なんとか両側のハンドルを取り付けました。

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次はXLRパネルコネクタを取り付けます。事前に取り付け確認を行っているので問題なく取り付けができました。

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穴開け加工ミスも正面から見る限りわかりません。続いてACインレットを取り付けます。この部品も事前取り付け確認を行っているので、難なく取り付けができました。

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次はヒューズホルダを取り付けます。ヒューズホルダは後の配線作業がやり易いように端子が下となる向きで固定しました。

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リアパネル最後はスピーカーターミナルの取り付けです。取り付けは絶縁用に樹脂でリアパネルを挟み込んで固定します。向きは後の配線を考えて端子部の切り欠きを下側としています。

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これでリアパネルの部品取り付けは完了しました。出来ばえはこんな感じです。

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なかなかいい感じです。

シャーシ上面部品取り付け

最初に初段用真空管ソケットを取り付けます。事前にソケットの取り付け確認を行っていましたが、部品の寸法バラツキによって追加加工が必要でした。無事4個のソケットの取り付けが完了しました。

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取り付けの向きは、現行のアンプに合わせています。次は終段用の真空管ソケットを取り付けます。ソケット自体が異なる為、初段のソケットと取り付けの向きを合わせる事ができませんでした。一応真空管の現品を見て、捺印が手前側となる向きで取り付けを行いました。

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但し、6N6Pは真空管の個体により印刷の向きが異なったような記憶もあるのであまり拘ってもしかたないかもしれません。続いて電源トランスを取り付けます。事前確認を行っているので取り付けは問題ありません。各取り付けネジに平ワッシャ2枚とワッシャ1枚が付属していたので、平ワッシャ2枚でシャーシ板金を挟み込むように固定しました。

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シャーシ上部の部品取り付けは一旦終了し、シャーシ内部の部品取り付けを行います。初めは終段バイアス調整用基板のスタッドを取り付けました。取り付け確認の際に長穴加工を行った為、取り付け位置を考慮しました。次に電源基板用スタッドを取り付けました。基板を取り付けてみたところ、リアパネルのACインレットとヒューズホルダが基板と被る為、もう少し位置を考慮すべきでした。基板への取り付け部品が少ない為、このままとします。

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ラグ板取り付け

取り付け用の穴は開けていません。現物合わせで開けていきます。最初はGND配線用の6極のLラグを取り付けます。取り付け位置は現行アンプに合わせて電源トランス手前のシャーシ左右のセンターとしました。養生したボンネットに乗せて慎重に取り付け穴を開けました。バリをとり早々にLラグを取り付けました。

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次に電源配線用の6Px2の平ラグを取り付けます。取り付け位置は、現行アンプに合わせて電源トランス横としました。取り付け位置に平ラグを置き、取り付け穴センターに印を付けて、慎重に穴をあけました。スタッド長は基板に合わせて10mmとしています。

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説明が漏れてしまいましたが、出力トランス横に出力トランス配線中継用に4極のLラグを2個取り付けています。問題なく取り付けが進み調子に乗ってきましたが、次回もシャーシ内部の部品取り付けを行います。

 

つづく(製作編7)