サブウーハーの製作(製作編18)

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製作編18

機内配線を進めます。

電源基板修正

前回の通電確認で、電源基板の電源ランプ回路の配線ミスが見つかりました。LED点灯回路のマイナス側です。基板単品確認の際に、誤ってGNDに接続されていたものを修正した経緯があります。本来、全波整流回路のマイナス側に接続するところを、三端子レギュレータ出力に接続していました。幸いジャンパの接続先を三端子レギュレータの端子で1pinずらすだけで済みました。

再通電確認

電源ランプ回路を修正したので、再通電確認前に電源ランプの配線を行いました。配線には、細い平衡ケーブルを使用します。

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電源を入れると、ブルーのランプが点灯しました。

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写真では白っぽいブルーですが、肉眼ではもっと深いブルーに見えます。カメラのWhite Balanceを取り直してみましたが、再現する事はできませんでした。

電源配線

次は内部の基板への電源配線を行います。電源基板には3極の端子台を3つ搭載していますので、接続は1対1となります。電線は少し太いですが、0.5sqの電線で行いました。気休めかもしれませんが、電線を三つ編みします。3本の電線を万力で挟み、インシュロックで固定してから編んでいきます。

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引き回しに必要な長さまで編んだところで再度インシュロックで固定しました。固定する際に電線の並びが赤・黒・青とすると配線がやりやすくなります。最初は入力バッファ基板の電源配線を行いました。

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次はR-ch用LPF基板の電源配線です。端子台間距離が短いため編むのをやめようかとおもいましたが、見た目を合わせる為に編む事にしました。編んだケーブルは長すぎた為に、丁度よい長さとなる位置にインシュロックで固定して、編み込みをほぐして長さ調節をしました。

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電源配線の最後は、L-chLPF基板です。

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電線が足りなくなるとおもい、オヤイデ電気へ同種の電線を発注していましたが、届いてみると、今回使ったものよりも被覆の柔軟性が高く配線がやりやすそうです。

ボリューム配線

最初にマスターボリュームの配線を行います。4連ボリュームなので、手前側からR-ch Hot, Cold, L-ch Hot, Coldの順番とします。各ボリュームの3端子の確認を行います。ボリュームMaxの位置で真ん中の端子間と抵抗値が約50KΩとなる端子がGND側です。HotとColdのGNDは共通の為、GND端子間を部品のリードで接続してから配線しました。配線のやり安さを考えて出力配線を先に行います。

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反対側は、配線先の端子台の位置を考慮してケーブルをカットして端末処理を行いました。

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次は、R-chボリュームの入力配線を行います。GND配線は入出力のケーブルが2つの端子脇に並ぶように配置しました。

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反対側の端末処理を行います。接続先は入力バッファ基板の出力端子台です。

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これでようやく1対のボリューム配線が完了しました。結構手間がかかります。L-ch側も同様に配線を行いました。

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地味で手間がかかる作業は、つい写真撮影を忘れてしまいます。L-chマスターボリューム配線の写真はこの1枚のみでした。やれやれ・・・。次回はサブウーハー用バランスボリューム配線を行い、動作確認も行います。

 

つづく(製作編19)