2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
製作編8 アンプ基板の実装が完了したので、シャーシに実装して現行の電源と組み合わせて音を確認します。 オリジナルのバランス変換ボリューム 写真のとおり基板は2枚構成で、大きな方が電源、小さな方がバランス変換アンプです。電源は左右完全独立で、基…
製作編7 本題の製作に戻り、もう1チャンネル分の回路実装を進めます。合わせてサブタイトルも元に戻しました。 反転アンプの実装 実装の手順は同じなので、詳細の説明は省略します。先の基板は、バランス出力アンプから改造を行ったため、基板上に不自然な…
番外編8 設計変更により進行が思わしくないことと、回路について何れ触れておきたかったため番外編を入れさせていただきました。 使用回路について 私の手がけたアンプは、基本差動2段構成ですが、その2段目に良く使われるカレントミラー負荷を使っていま…
妥協編1 バランス変換アンプの設計ミスのため、製作の方針を見直します。 妥協編 前回、格好良く「復活編?つづく」としましたが、1週間考えましたが妥協解しかみつからなかったため、サブタイトルを変更しました。 対策案 対策案として以下の2案を検討し…
製作編6 バランス変換アンプを実装した基板にボルテージフォロワを実装して片チャンネル分を完成させようと考えていましたが・・・ 回路実装 残りのエリアに引いた電源線にパスコンを実装し、先に実装した端子台から給電します。このエリアには電源の端子台…
製作編5 前回バランス変換アンプの調整ができなかったので、原因を特定して調整を完了させます。 おさらい 非反転出力終段のコンプリメンタリトランジスタの実装の向きを間違え、終段のアイドリング電流の調整ができませんでした。新品のコンプリメンタリペ…
製作編4 初めにバランス変換アンプ回路の実装を行います。 回路実装方針 設計編でも言及しましたが、一枚の基板にボルテージフォロワとアンバランスバランス変換回路を実装します。構成はバランスボリュームの基板とほぼ同じですが、実装部品として以下のも…
製作編3 初段に使用するDual J-FETの変換基板実装とIdss測定を行います。 2SK2145の特性 今回も初段にdual J-FET 2SK2145を使用しますが、東芝製のチップなので今後が心配です。測定するIdssとは、Vgs=0の時のドレイン電流Idのことで、特性は以下のとおりで…
製作編2 前回詳しく紹介したジグをつかってトランジスタのhfeの測定を行います。 2SC1815GRのhfe測定準備 今回は40個の測定を行います。回路をジャンパーワイヤーを使って組み替えます。正しく接続されていることを確認するために、トランジスタをセットせ…