2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
製作編3 前回、ボトムシャーシの加工が終わったので、トランスの取り付けと配線を行います。 終段用電源トランス実装 終段用電源トランスの変更は、今回の音質改善の目玉の1つです。現行5A品に対して所用電圧仕様で東栄変成器ラインナップの定格電流Maxの2…
製作編2 電源トランスユニットのフロントパネルの加工から再開します。 フロントパネル加工 フロントパネルに取り付ける部品は、ネオン管3個のみです。加工図は以下のとおりです。 取り付け穴径は3個ともにφ9.3です。いつものとおり、加工図を外形に沿っ…
製作編1 設計が終わったので電源トランスユニットのケースの加工から製作を開始します。 電源トランスユニットのケース このケースはタカチ電機工業のOS133-32-33SSを選定しました。購入は楽天内の販売店経由です。事前の情報のとおり、タカチ電機工業から…
設計編4 電源トランスユニットのケースの加工図の作成が終わったので、アンプ本体のケースの設計を行います。 アンプケース アンプのケースは縦型ヒートシンクケースHYシリーズです。現状のケースは運良く廃版になっていなかった為に、同じ物を選択して、フ…
設計編3 電源トランスユニットのケースの設計を進めます。 選定したケース 前回の記事で、ケースの選定を行いました。選定したOS133-32-33SSについて改めておさらいします。下の図はOSシリーズの構造図です。 フレーム構造で、一部のフレーム部品を除き、ア…
設計編2 電源トランスユニットのケースの選定を行います。 搭載電源トランス 最初にケース選定に必要な、実装する部品のサイズを確認します。シャーシに実装する部品は、電源トランス4個です。左右チャンネルが独立で、片チャンネルあたり電圧増幅段用と終…
設計編1 DCパワーアンプの電源の改良の方針を決めたので具体的に設計を進めます。 電源回路 現状のDCパワーアンプの電源回路を再掲載します。 この回路のトランスを別筐体に外出しします。その際に延長するラインは、前回の記事でも説明したとおりトランス…
構想編 先日、絶縁トランスによるDCパワーアンプの唸り対策を行いましたが、完全に唸りをなくす事ができなかった為、追加の対策を検討します。合わせて電源の改良も行います。 対象のDCパワーアンプ NS-1000Mマルチアンプシステムのウーハーチャンネルを担当…
番外編35 真空管HPアンプのハム対策を続けます。 トランスの取り付け向きの変更 ネット上の情報に従って、出力トランスの取り付け向きを90°回転させて効果の確認を行ってみます。取り付けネジを外して向きを変更しようとしましたが、配線長が足りずにそのま…