サブウーハーの製作(設計編3)

設計編3 サブウーハー用のチャンネルデバイダー機能を含むボリュームユニットの設計をします。 カットオフ周波数 構想編でカットオフ周波数は100Hz以下とする方針を決めていましたが、まずは100Hzで検討してみます。二次のLPFの伝達関数は以下となります。 …

サブウーハーの製作(設計編2)

設計編2 エンクロージャーの設計を行います。 エンクロージャ設計 前回の記事で21mm厚のシナランバーをエンクロージャーの材料として使う事を決めました。推奨容量は50L以上との事なので、まずは大きさにあたりをつけます。50L=50,000ccなので、これを3乗根…

サブウーハーの製作(設計編1)

設計編1 ウーハーユニットの選定を行い、エンクロージャの設計を行います。 ウーハーユニット選定 今回は経験を積むための製作の意味もあるので、あまり高額なユニットを使う事は考えていません。それでもエンクロージャはそこそこかさばる為、保管を考える…

サブウーハーの製作(構想編1)

構想編1 フルレンジスピーカーの音をより良く聴く為に、サブウーハーの製作を構想します。 きっかけ 年始にFE103を使ったフルレンジスピーカーを久しぶりに引っ張り出して聴いてみました。エンクロージャは学生時代に製作したバスレフ方式です。当時取り付…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編4)

まとめ編4 引き続き製作のまとめを行います。 アンプユニット通電 組立前にアンプユニット単体で通電および調整を行います。電源はユニバーサル電源から供給しましたが、給電ポイントが多いので、配電用の基板を作成して対応しました。 アンプユニットの通…

2021年末を聴く(番外編43)

番外編43 あけましておめでとうございます。毎年恒例の年末の番組をシングルモルトをお供に製作したシステムで聴いてみます。 今回のシステム 昨年同様に真空管ヘッドホンアンプを使います。システムブロック図は以下のとおりです。 単に聴くだけではつまら…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編3)

まとめ編3 引き続き今回の製作のまとめを行います。 アンプ基板実装 BTLステレオ分で4つのアンプユニットを製作しました。基板4枚分です。実装に当たって下記の項目を考慮しました。 1)組立後の配線や調整を考慮した部品配置 2)帰還ループの最短化 1…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編2)

まとめ編2 今回の製作のまとめを行います。 製作動機 Lo-ch用アンプの改造(電源トランスユニット増設)時にアンプのケースを作り直した為に、パワーアンプ用のケースが余っていた事と、久しぶりにトランジスタアンプの製作をしてみたくなった事が今回の製…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編1)

まとめ編1 完成したアンプをマルチアンプシステムに組み込んで音を聴いてみます。 DCカットスピーカーケーブル 先週の記事でツイーター用のスピーカーケーブルを製作しました。音を聴く前にマルチアンプシステムに対する影響を確認しておきます。最初にこの…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編27)

製作編27 完成したアンプをマルチアンプシステムに組み込んで音を聴く準備をします。 マルチアンプシステム組み込み 私のマルチアンプシステムは、ヤマハのNS-1000Mを改造したスピーカーを前提に構築しています。現状のシステムのブロック図は以下となります…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編26)

製作編26 各アンプの負荷状態のカットオフ周波数を確認して、フルレンジスピーカーを使って音を聴いてみます。 カットオフ周波数確認 前回行った周波数測定環境を使って、ゲインが-3dBダウンとなる周波数を観測しました。1KHzの出力波形は2Vppとしているので…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編25)

製作編25 アンプが完成したので、負荷接続状態で周波数特性の測定を行います。 周波数特性の測定環境 簡単に測定システムを紹介します。発信器の出力をバランス変換ユニットに入力し、その出力を今回製作したアンプに入力します。ゲインの測定は、入力と出力…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編24)

製作編24 残りのアンプユニットの終段電源オン後の電流経過をモニタします。 3ユニット終段電流経過モニタ 前回の記事でアンプ1の左側のアンプユニット(1-L)の終段電流の経過モニタをしました。同条件で測定を行うためには、アンプユニット自体が十分冷…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編23)

製作編23 アンプ2の電源配線を完了し、通電および最終調整を行います。その後、終段のバイアス電流の時間経過特性の測定を行います。 アンプ2配線 アンプ1と同様に各アンプユニットへの電源配線を行います。電圧増幅段とドライバ段へは、三つ編み電線を使…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編22)

製作編22 アンプユニット2の電源配線を行い通電確認、最終調整と電源の波形確認を行います。 アンプユニット2電源配線 製作中のアンプは、モノラルBTL構成の為、アンプユニットが4枚あり同じ製作作業を4回繰り返す事になります。繰り返しはブログ記事と…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編21)

製作編21 1ユニット分の電源配線を行い、通電確認します。 電源ランプ 前回の記事で電源トランス二次出力の位相確認を行った際に気づいていましたが、電源ランプの点灯動作がおかしいです。改めて電源回路を掲載します。 電源ランプの点灯仕様は、コンセン…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編20)

製作編20 ヒートシンクパネルユニットにボトムシャーシを取り付けて電源配線を行います。 ボトムシャーシ取り付け準備 ヒートシンクパネルユニットの状態で電源ランプ配線用の電線を取り付けました。具体的には髭のように出ている単線を短くカットして被覆電…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編19)

製作編19 シャーシにトロイダルトランスを取り付け、ボトムシャーシで完結する電源配線を行います。 トロイダルトランス取り付け 電源基板を取り付けたシャーシにトロイダルトランスを取り付けます。トロイダルトランスは、電圧増幅段用と終段用で、それぞれ…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編18)

製作編18 ケースのシャーシ加工を行い、基板の取り付けを行います。 シャーシ加工準備 ヒートシンクに部品を取り付けた状態で、シャーシ取り付け部品とのクリアランス確認を改めて行います。初めにフロントパネルにサイドパネルを取り付けます。 さらにリア…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編17)

製作編17 残り3枚のアンプユニットの通電と動作確認を行います。その後使い回しのフロントパネルとリアパネルを再組立に備えて処置します。 通電動作確認つづき 残り3枚のアンプユニットのうち2枚の通電&動作確認は1枚目と同様に行う事ができました。2…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編16)

製作編16 前回の記事で紹介した電源接続ジグを使ってアンプユニットの通電および動作確認を行います。 確認環境準備 電源は前回の記事で紹介した電源接続ジグを使ってユニバーサル電源から供給します。ドライバ段と終段の設計上の電源電圧は+/-9.6Vですが、…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編15)

製作編15 前回組立を紹介した終段モジュールをヒートシンクに取り付け、完成したアンプモジュールの通電および動作確認の準備を行います。 終段モジュール取り付け 終段モジュールは、トランジスタを介して取り付けます。今回使用するトランジスタはフルモー…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編14)

製作編14 終段をヒートシンクに取り付ける為の終段モジュールの実装を行います。 終段モジュール 今回実装する終段モジュールは、回路図上の赤枠内の部分です。 回路図は、前回検討を行った位相補償コンデンサの容量値と終段のパスコンを追加しています。終…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編13)

製作編13 アンプ基板およびトランジスタを取り付ける為に、ヒートシンクの加工を行います。 ヒートシンク加工 ヒートシンクには、アンプ基板、温度補償用トランジスタモジュールと、終段のトランジスタを取り付ける為に、M3のネジ穴を合計7個あけます。まず…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編12)

製作編12 アンプ基板残り3枚の通電確認とヒートシンクの加工をスタートします。 アンプ基板通電確認残り 残り3枚は、全てハンダ不具合起因により、オリジナルの完成状態では正しく動作しませんでした。原因特定は思いの外苦労しました。原因がわかってしま…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編11)

製作編11 実装が完了したアンプ基板4枚の通電確認を行います。 回路図修正 通電確認に備えて回路図を確認したところ、ミスが見つかりました。ドライバ段の電流値29mAが図中に記載した電圧とつじつまが合いません。つじつまを合わせる為には、ドライバ段の電…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編10)

製作編10 終段バイアス回路用のトランジスタモジュールの作成をします。 アンプ基板完成 前回の記事でアンプ基板の実装完了かとおもいましたが、帰還抵抗の実装を忘れていました。20KΩの抵抗を初段逆相入力とドライバ出力間に接続します。ここまでハンダ面に…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編9)

製作編9 アンプ回路ドライバ段を実装します。 定数変更 前回の記事で抵抗の在庫の関係で、終段のバイアス設定用の定電圧回路の定数を変更しました。修正済みの回路図は以下のとおりです。 ドライバ段実装の前に定数変更を行った終段の温度補償回路を兼ねる…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編8)

製作編8 アンプ回路の2段目の実装を行います。 アンプ回路2段目 改めて回路図を掲載します。初段の実装で在庫の関係で抵抗値を変更しましたが、回路図反映済みです。 実装前に、簡単に解説します。2段目は単純な差動アンプに、ドライバ段のバイアス電流…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編7)

製作編7 アンプ基板の初段の実装を行います。 アンプ基板初段実装 改めてアンプ回路図を掲載します。 初段は、Dual J-FETによる差動アンプ構成で、差動アンプのドレイン電流の和は、トランジスタによる定電流源により約2mAに設定しています。初段FETのミラ…