製作編2 実装が完了したバランス入力改造用回路の通電および単体動作確認を行います。 通電確認 前回の記事でオペアンプを装着したところまで紹介しました。今回は通電確認からスタートします。 電源端子に12Vを印加して、オペアンプの各ピンの電圧を確認し…
製作編1 D級アンプの改造用バランス入力段の回路を実装して配線確認を行います。 バランス入力改造概要 購入したPlumflexD級アンプ基板は、ステレオアンバランス入力仕様で、それを入力段のオペアンプでバランス変換してD級アンプIC TPA3255に入力して…
設計編2 前回に引き続き、D級パワーアンプのシステムコントロール回路を流用設計を行い、続いてバランス入力改造用回路を確定させます。 電源ランプ駆動回路 終段スイッチング電源パワーアンプの駆動回路を流用する為に確認します。 電源電圧を24V化する為…
設計編1 D級アンプ基板を使ったHiFiオーディオ用途をめざしたアンプの設計を行います。 設計方針 アマゾン等で販売されている一般的なD級アンプは、本体から電源外だしにした小型アンプが主流です。その為、パワーオンミュート等の機能は多少性能を犠牲に…
番外編53 高校の同級生と長崎旅行に行ってきたので紹介します。 長崎旅行 高校時代の同級生6人で行っている無尽会の2回目の旅行です。昨年は親の介護の関係で1名不参加でしたが、今年は別のメンバーが町内会の会長職の為不参加となり今年も5名の旅行とな…
構想編6 入力段のオペアンプ回路を解析して、バランス入力仕様に変更できないか検討します。 正弦波入力確認残件 前回の記事で10kHzの正弦波入力時の出力波形の確認を行いました。 この出力波形をFFT解析してみました。 結果は10KHzと約460KHzにピークが観…
構想編5 D級アンプ基板に信号を入力して動作を確認します。 ポップノイズ確認 信号の入力前に、前回波形で確認した電源オン・オフ時のポップノイズをスピーカーで聞いてみます。出力に接続したダミー抵抗の代わりにスピーカーを接続しました。 スピーカー…
構想編4 調達したD級アンプ基板の通電確認を行います。 通電確認準備 初めは基板に電源を入れる準備をします。まずはノイズ入力を防ぐ為に100KΩの入力抵抗を取り付けます。基板入力は3極のHXコネクタなので、付属のケーブルのコネクタと反対側に100kΩの抵…
構想編3 D級アンプ基板を調達して基板自体の確認を行います。 基板の調達 前回の記事でアマゾンで購入できるD級アンプ基板候補をまとめましたが、その中からTI製のTPA3255を使用したPlumflex基板を購入しました。価格は税込みで3,235円でした。10/7に注文…
構想編2 アマゾンで入手可能な基板を確認し、搭載ICの仕様を調べた上で購入する基板を決めます。 入手可能なD級アンプ基板 前回の記事で、アマゾンで販売されているD級アンプを検索した際に、D級アンプ基板が単体販売されている事を確認しました。その中…
構想編1 D級アンプについて理解を深め、最初の製作にふさわしい構成を検討する為の情報を入手します。 D級アンプについて D級アンプは今までHiFiでは使い物にならないと決めつけて検討をしてきませんでした。D級アンプの現状を調べて実際に製作し、その…
番外編52 台湾旅行反省会という名目で清里の別荘へ行ってきましたので紹介します。 台湾旅行反省会 台湾旅行反省会は、昨年が初回でしたが、都合により私は参加できませんでした。従って、私は今回が初参加となります。反省会とは名ばかりで、いっしょに台湾…
まとめ編3 ケースの加工をまとめます。 基板取り付け加工 ボトムカバーの改造は、基板2枚と電源トランスの取り付け加工を行う必要があります。オリジナル状態は以下の通りです。 電源基板と電源トランスを取り外して、この部分のみ加工する為に、加工図面…
まとめ編2 電源の製作とケース加工準備のまとめを行います。 メーター取り付けユニット CDの録音ピークレベルを確認する目的からすると、CD用のD/Aコンバーターに取り付けるべきですが、写真のとおりユニットセンターに表示パネルを取り付けている為、追加…
まとめ編1 ピークメーターの設計製作のまとめを行います。 目的 CDの録音レベルを視認したいとの想いから、ピークメーターの製作を行う事にしました。それに加えて、学生時代にカセットデッキを使ってエアチェック(死語)をほぼ毎日行っていたので、メータ…
製作編10 マルチアンプ対応NS-1000MのスコーカーをさらにFE103に変更して音を聴いてみました。この状態で、チャンネルデバイダーに取り付けてメーターの動きを確認してみます。 スコーカー変更 前回NS-1000MのスコーカーをFE-83に置き換えて聴いてみましたが…
製作編9 アナログ電源用三端子レギュレーターに放熱板を取り付けて確認を行います。その後、マルチアンプ対応改造したNS-1000Mの修理を行います。 放熱板取り付け 番外編により記事2回分間が空いてしまいましたが、続きから報告します。前回、電源トランス…
番外編51 台湾旅行2日目以降をまとめます。 2日目朝食 昨年訪れたMRT雙連駅近くのマーケット脇にある台湾朝食店に行ってみました。 家族経営台湾スタイルの朝食屋です。昨年ビールを注文したところ息子を呼びだして買いに行ってもらった為、今年は途中のコ…
番外編50 今年も中秋節に合わせて台湾に旅行に行ってきました。 TWD 昨今超円安傾向も一段落したとはいえ、まだまだ円は安いです。状況を確認してみました。台北に赴任していた2011年頃のレートは2.71円、円安ピーク時(今年の7/11)は4.96円、現在は約4.40…
製作編8 電源トランスの交換を行い、通電確認をします。 おさらい 現在の電源トランスは、使い回しをしたトロイダルトランスです。 通電確認の結果、減電時に三端子レギュレータ印加電圧が必要電圧を下回る恐れがある事が確認されたので、変更する事にして…
製作編7 チャンネルデバーダーの改造が完了したので、通電と動作確認を行います。 通電確認 前回の記事で、改造が完了したので早速通電確認を行います。 まずは、電源オンして電源ランプとメーターの照明の点灯を確認します。 無事電源ランプとメーター照明…
製作編6 予定を変更して、ボトムシャーシの改造を行い新電源基板とメータードライバー基板の取り付けを行います。その後、フロントパネルの加工を行いメーターの取り付けを完了させます。 加工図面作成 現行チャンネルデバイダーの電源部分を改めて確認しま…
設計編4 パネルの調達を行い、フロントパネルの加工図を作成します。 フロントパネルの調達 改造するチャンネルデバイダーのケースは、タカチ電機工業のOS88-32-33SSです。今回は、フロントパネルにメーターを追加取り付けする為、新たにフロントパネルを調…
製作編5 実装が終わった電源基板の配線確認を行い、通電と動作確認を行います。その後、フィルター基板に信号出力用の端子台追加改造を行います。 通電確認 実装が終わった基板の通電を行う前にテスターを使って配線の確認を行いました。その結果3カ所も不…
製作編4 電源回路を設計して基板実装を行います。 チャンネルデバイダー電源回路 メーターを取り付けるユニットの内部を確認してみました。 右側がフィルター基板で、すべてオペアンプを使ったアクティブフィルター構成となっています。現行の電源基板は、…
製作編3 信号入力時の針の動きがより自然になる検討を行います。 課題1 現在の状況で、いろんな信号を入力して針の動きを観察してみました。気づいた点を整理します。 1)一定レベルの正弦波信号入力時に微妙に針が振れる2)正弦波信号のレベルを徐々に…
製作編2 調整が完了したメータードライバーに信号を入力して動作確認を行います。 動作確認1 メータードライバーに各種正弦波を入力してメーターの応答を確認します。最初に1KHzの正弦波のレベルを徐々に下げてみました。メーターの針の位置が全体の1/4く…
製作編1 メータードライバーの回路設計が完了したので、基板実装を行います。 基板実装 改めて設計した回路図を掲載します。 前回の記事で触れませんでしたがジグ回路を使って事前確認した際の出力ポートから変更をしています。メーター制御用のPWM出力ポー…
設計編3 正弦波のピーク検出の確認を行い、その結果を元にメータードライバー回路の設計を行います。 正弦波ピーク検出 マイコンのAD入力ポートの入力範囲は0-5Vなので、入力信号を整流する必要があります。まずは単純にダイオードで整流した信号をオシロス…
設計編2 設計前の基本動作確認用ジグの作成を行い動作確認を行います。その結果を元にメータードライバーの設計を行います。 動作確認ジグ マイコンは、確認のしやすさを考慮してArduino Unoを使用します。確認項目は所定の電圧をマイコンポートに入力し、…