2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ローノイズ真空管アンプ(試聴編1)

試聴編1 完成したローノイズ真空管アンプをマルチアンプに組み込んでトランジスタアンプと比較試聴をしてみようとしますが・・・。 終段バイアス電流調整 今まで大幅にずれていなかったので、終段のバイアス電流バランス調整は行っていませんでしたが、最後…

ローノイズ真空管アンプ(製作編35)

製作編35 製作したアンバランスバランス変換機を使用して負帰還をかけたローノイズ真空管アンプの周波数特製の測定を行い、その後ハムノイズ特性の測定も行います。 測定準備 基板を再製作したアンバランスバランス変換ボリュームを使って周波数特製の測定環…

ローノイズ真空管アンプ(製作編34)

製作編34 ローノイズ真空管アンプの周波数特製の測定用に、本題から逸れてしまいますが、アンバランス-バランス変換機用の基板の実装を行います。 基板実装 前回大物部品のレイアウトを決めました。 このレイアウトを前提に実装を開始します。初めにGNDライ…

ローノイズ真空管アンプ(製作編33)

製作編33 完成したローノイズ真空管アンプに負帰還をかけて音を聴き、特性の測定の準備を行います。 負帰還回路追加 改めて回路図を掲載します。 負帰還回路は、解体した1号機の部品を使用します。10pFはデップマイカコンデンサーで最近は調達先が少ない上…

ローノイズ真空管アンプ(製作編32)

製作編32 無帰還状態で周波数特性と出力ノイズスペクトラム測定を行います。 周波数特性の測定 改めて周波数特性測定系のブロック図を掲載します。 入力信号Hot/Coldともに200mVppの正弦波としました。ゲインは約20dBなので差動出力で約4Vppとなります。観測…

ローノイズ真空管アンプ(製作編31)

製作編31 終段真空管のカソード電圧が設計値よりも低くなっている原因を特定します。一旦無帰還状態で音を聴き、特性測定の準備を行います。 終段真空管カソード電圧 前回掲載した、無信号時の各部電圧の測定結果を再掲載します。 終段真空管のカソード電圧…

ローノイズ真空管アンプ(製作編30)

製作編30 引き続き通電確認を行い、結果を確認して必要な対応を行います。 Rチャンネル通電確認結果検証 前回Rチャンネルの通電確認を行いましたが結果の検証が不十分でした。改めて結果を掲載します。 終段のカソード電位が設計値と比べてかなり低くなって…