2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

DACユニットの製作(設計編2)

設計編2 選定したケースを購入し、フレームの組立を行って構造確認を行った上で、パネルの加工図を作成します。 ケース購入 パネル加工を依頼すると、購入先が限定されてしまいますが、今回は加工依頼がないので、自由に探せます。まずはアマゾンで対象型式…

DACユニットの製作(設計編1)

設計編1 ブレッドボード版のDACユニットが完成したので、納める為のケースの選定および加工図の設計を行います。 シャーシサイズの見積もり 選定の前に、ブレッドボードの実装を考慮して必要なフットプリントサイズを見積もります。改めてブレッドボードの…

DACユニットの検討(まとめ編4)

まとめ編4 制御ソフトのまとめとDACユニットの評価結果のまとめをします。 制御ソフト 制御ソフトはC++準拠のarduino言語でソースを作成しました。編集、コンパイル、転送、デバッグの全ての機能をもつ開発統合環境IDEが無償で提供されています。 今回実装…

DACユニットの検討(まとめ編3)

まとめ編3 まとめの続きをマイコン基板から行います。 マイコン基板 12チャンネルアッテネータの制御で採用したarduino UNOを今回も使用しました。マイコンは8ビットのATmega328Pがクロック周波数16MHzで動作しています。Flash:32KB, SRAM:2KB, EEPROM 1KB…

DACユニットの検討(まとめ編2)

まとめ編2 引き続きブレッドボード版DACユニットのまとめを行います。 IV変換基板 デジットキット「平衡-平衡アンプ基板キット(OPAMP_B)」を改造して使用しました。改造といってもIV変換回路への改造を想定した設計となっていて、改造部品の準備は必要で…

DACユニットの検討(まとめ編1)

まとめ編1 ブレッドボード版のDACユニットが完成したので設計と評価のまとめを行います。 DACユニット設計概要 今回の製作は、デジットキットのDAI基板、DAC基板、IV変換基板を流用して、同軸デジタル信号入力、アナログバランス出力のDACユニットです。DAC…

DACユニットの検討(製作編40)

製作編40 ディスクロード時のノイズ対策のため、ミュートディレイタイムの再調整をします。最後に追加した機能に絞って1000Mマルチアンプシステムで音を聴いてみます。 ミュート回路 追加機能評価中に対策済のディスクロード後のノイズの再発を確認しました…

DACユニットの検討(製作編39)

製作編39 動作確認でノイズの発生を確認した位相切り替え時のノイズ対策と電源オン後のデモ画面をフィックスします。 位相切り替え時ノイズ 前回の記事で実装を行った位相切り替え機能ですが、再生時の位相切り替えでノイズの発生を確認していました。たいし…

DACユニットの検討(製作編38)

製作編38 位相切り替え機能とアッテネータ機能の実装を行い、動作確認を行います。 位相切り替え機能 位相切り替え機能はレジスタ19のbit7(REV)に配置されています。 REVビットの仕様は以下のとおりです。 レジスタ19はINZD(Infinity Zero Detect)機能実…

DACユニットの検討(製作編37)

製作編37 前回実装したΔΣオーバーサンプリング倍率選択機能を使って各倍率時の特性比較を行い、ソフト製作を続けます。 特性比較 特性比較は、製作済みの平衡不平衡変換回路を使ってアンバランス変換し、2次x3段のアンチエイリアスフィルタを使って出力信号…

DACユニットの検討(製作編36)

製作編36 前回の記事の紹介に従って、ΔΣ変換オーバーサンプリング倍率設定変更ソフトを作成して動作確認を行います。 OS設定変更ソフト C++言語で実用ソフトを組むのは12chアッテネータ作成時以来です。BASICは血肉となっているのでリファレンスは必要ありま…