2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編3)

まとめ編3 引き続き今回の製作のまとめを行います。 アンプ基板実装 BTLステレオ分で4つのアンプユニットを製作しました。基板4枚分です。実装に当たって下記の項目を考慮しました。 1)組立後の配線や調整を考慮した部品配置 2)帰還ループの最短化 1…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編2)

まとめ編2 今回の製作のまとめを行います。 製作動機 Lo-ch用アンプの改造(電源トランスユニット増設)時にアンプのケースを作り直した為に、パワーアンプ用のケースが余っていた事と、久しぶりにトランジスタアンプの製作をしてみたくなった事が今回の製…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(まとめ編1)

まとめ編1 完成したアンプをマルチアンプシステムに組み込んで音を聴いてみます。 DCカットスピーカーケーブル 先週の記事でツイーター用のスピーカーケーブルを製作しました。音を聴く前にマルチアンプシステムに対する影響を確認しておきます。最初にこの…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編27)

製作編27 完成したアンプをマルチアンプシステムに組み込んで音を聴く準備をします。 マルチアンプシステム組み込み 私のマルチアンプシステムは、ヤマハのNS-1000Mを改造したスピーカーを前提に構築しています。現状のシステムのブロック図は以下となります…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編26)

製作編26 各アンプの負荷状態のカットオフ周波数を確認して、フルレンジスピーカーを使って音を聴いてみます。 カットオフ周波数確認 前回行った周波数測定環境を使って、ゲインが-3dBダウンとなる周波数を観測しました。1KHzの出力波形は2Vppとしているので…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編25)

製作編25 アンプが完成したので、負荷接続状態で周波数特性の測定を行います。 周波数特性の測定環境 簡単に測定システムを紹介します。発信器の出力をバランス変換ユニットに入力し、その出力を今回製作したアンプに入力します。ゲインの測定は、入力と出力…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編24)

製作編24 残りのアンプユニットの終段電源オン後の電流経過をモニタします。 3ユニット終段電流経過モニタ 前回の記事でアンプ1の左側のアンプユニット(1-L)の終段電流の経過モニタをしました。同条件で測定を行うためには、アンプユニット自体が十分冷…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編23)

製作編23 アンプ2の電源配線を完了し、通電および最終調整を行います。その後、終段のバイアス電流の時間経過特性の測定を行います。 アンプ2配線 アンプ1と同様に各アンプユニットへの電源配線を行います。電圧増幅段とドライバ段へは、三つ編み電線を使…

Hi-ch用トランジスタアンプ製作(製作編22)

製作編22 アンプユニット2の電源配線を行い通電確認、最終調整と電源の波形確認を行います。 アンプユニット2電源配線 製作中のアンプは、モノラルBTL構成の為、アンプユニットが4枚あり同じ製作作業を4回繰り返す事になります。繰り返しはブログ記事と…