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バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編1)

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製作編1

ざっと部品を集めて、加工図を元にシャーシ加工を進めます。

部品発注

トランスはメーカーダイレクト(ノグチトランス、ソフトン)に、リードのケースは若松通商に、それ以外の部品は秋月電子とマルツオンラインへ発注しました。概ね予定したものが発注できましたが、ヒューズホルダと、リップルフィルタ用のトランジスタが前回買ったもの(2SC3309)が注文できませんでした。ヒューズホルダはほぼ代替品がありましたが、トランジスタは高耐圧品のため、元々選択肢が少なかったこともあり、相当品が見つけられませんでした。仕方ないので、とりあえず電気仕様のみ相当品の面実装タイプ(2SC3631)を注文しました。電源組立時までに対応方法を検討したいとおもいます。

■2SC3631仕様

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シャーシ加工

シャーシ加工は1番気を使い手間のかかる行程です。今回も塗装の予定はないので、加工時に傷をつけないように細心の注意をはらい作業を進めます。作業に入る前に私の作業環境を簡単に紹介します。アマゾンで2500円弱で買った折りたたみ式の作業台を使っていますが、私の行う作業レベルでは強度も十分なレベルです。可動式のワークに加工対象を挟んで固定することもでき、値段のわりには便利に使えています。今回はシャーシ加工をリアルタイムで紹介する初めての機会なので、少し詳しく説明していきます。

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始めにシャーシ正面から加工します。取り付ける部品は、SW、ランプ、SWガード用のハンドルのみで、久しぶりのシャーシ加工に慣れるのには丁度良い作業です。

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前にも説明したかもしれませんが、SWガード用のハンドルはビバホームで売っている建材です。おそらく角材を固定するための金具だとおもいますが、ハンドルとして流用しています。ストッパ用にナットを一番奥まで締め込み、その上でパネルへ差し込みさらにナットでパネルへ固定します。

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加工図は等倍で印刷し、外形に沿って切り抜きます。それをシャーシ外形に合わせて貼りつけます。部品の位置は加工図で決まるため、貼り付けは神経質にならずに概ね外形に合わせれば問題ありません。

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加工図の上から穴を開けるポイントにポンチで目印をつけていきます。シャーシの下側は、ねじ穴用のフランジ構造となっているため、厚さ5.5mmの合板を幅40mmでカットしてパネル正面の裏側をこの合板で受けてポンチを当てました。

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加工図を剥がし、まずは2mmのドリルで下穴を開けます。

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徐々にドリルの歯を太くし、全て6mmの穴を開けます。ランプのみさらに歯を変えて6.5mmの穴を開けます。後はリーマーで必要なサイズまで穴径を拡大し、最後にヤスリで仕上げました。

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各穴は、それぞれの部品が問題なく取り付くことを確認します。穴は小さめに開けているので、リーマーで広げて取り付けの確認を繰り返します。リーマーで一度に削れる量は少ないため、何度も繰り返し根気のいる作業です。全て取り付けの確認(本記事のキャッチ写真参照)ができたら、部品を取り外し、次の加工に備えます。次回はリアパネルの加工を行います。

 

つづく(製作編2)