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音楽の女神への挑戦(製作編6)

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製作編6

電源基板GND問題を解決し、改めて比較元アンプの音を確認します。

新しい仲間

本題に入る前に先週手に入れた低周波発振器を紹介します。KENWOOD AG-203Dです。10Hz~1MHzの正弦波と矩形波を出力できます。ヤフオクに中古品として出品されていたのを、かみさんに競り落としてもらいました。1万円渡して、落札価格+送料との差額を報酬としました。結果5900円+送料1500円で落札し、報酬は2600円となりました。見た目はそれなりで、動作をしますが、上限周波数1MHzのところ600KHzくらいで出力がダウンしています。機会をみて中を見てみたいとおもいます。新品を入手する場合は、アマゾンで同等品のKENWOOD AG-205が36,833円で購入できます。私は発振器に対してこだわりはないので、これで十分です。製作編5のディスクリートアンプの動作確認の際に早速使用してみましたが、ちゃんと使えました。また、今まで確認できなかった真空管アンプの周波数特性の測定を何れ行ってみたいと思います。

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電源回路GND問題

それでは本題に戻ります。製作編4で作り直したオペアンプ基板の動作確認の際に発覚した電源GND問題(左右独立電源の両電源間のGNDに導通がない件)の検討を行いました。組み上げたバランスボリュームの電源基板を取り外し配線の確認を行います。配線を見たらすぐに原因がわかりました。後から組み上げたチャンネル用の電源回路のGNDがトランスの巻き線の中点に接続されていませんでした。

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かろうじて動作していたのは、回路上+とー電源の中点が仮想GNDとして動作していたためです。早々に接続して音を聴いてみました。

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電源回路の音

GNDに問題があった時の音は、中高域はクリアなのに、低音がふわふわした感じで全くバランスがとれていませんでした。GND問題の対策をした後も、低音のふわふわした感じはなくなりましたが、中高域のクリアな再生に低域が負けている感じです。元の回路に戻すことも覚悟しつつ、ダメもとで元の回路に搭載されていた電解コンデンサMUSEを追加してみることにしました。100uF/25V品4個程度であればなんとか実装できそうなので早々に発注しました。結果、写真のとおり電源出力用の端子台の脇に実装することができました。

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さっそく音を聴いてみます。中域が一層クリアな感じになり、さらにうるささもなくなり、通常再生時のボリュームの位置が少し上がりました。それに伴い、低音の躍動感も増していい感じのバランスとなりました。比較用の電源としては十分な状態となりました。参考にオペアンプ負荷時の出力トランジスタ印加電圧とそのリップル波形の確認結果を掲載します。

■出力トランジスタリップル波形

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■出力トランジスタ印加電圧

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出力トランジスタには、約4.4Vの電圧がかかっているので、動作上の問題はありません。ディスクリートアンプの方が消費電力が大きいため、基板交換後に改めて確認をしたいとおもいます。MUSEを追加した現時点の電源の回路図を参考に掲載します

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トランス配置の見直し

基板を3枚実装したため、トランスと電源基板のクリアランスがあまりなく窮屈な感じとなっています。

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見栄えも良くないので、トランスの取り付け位置を変更しました。電源基板取り付けの際に見直ししていれば、より良い配置とすることができた事が少し残念です。

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これで比較のための環境の準備が整いました。次回は、残りのディスクリートアンプ基板の実装を進めます。

 

つづく(製作編7)