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マルチアンプ実験3(構想編1)

 

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構想編1

今後の方針の構想を行います。その前にまとめ編でやりきれなかった事を確認します。

ウーファーダミー抵抗

まずはオープンとなっているネットワークのウーファー用出力に8Ωのダミー抵抗を付けてみます。仮止めして音を聴き効果があれば、本格運用のために部品の調達をしたいとおもいます。

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写真のとおり、16Ωの3W品をパラレル接続しファストン端子の根元にハンダ付けしました。取り付け前に、時々高音が崩れる感じがありましたが、取り付けてからは1度もありません。使用しているEL34ppの終段は負荷抵抗8Ω前提でロードライン設計をしています。ウーファーの端子がオープンの場合、ロードラインが寝て終段管に定格を越えたプレート電圧がかかる恐れがありました。これで安心して鳴らすことができます。

ネットワークのフィルムコンデンサ

比較元の2wayスピーカーの音出しの際にBTL A級DCパワーアンプを壊してしまい、その原因がネットワークのフィルムコンデンサと考えてCrossCapを購入していました。結局、私の配線上のミスによるショートが原因で、CrossCapは放置されたままでした。せっかくなので交換して音を聴いてみます。今回のマルチアンプ駆動では、ウーファー側回路は使用していませんので、今回はツイーターに直列に入るコンデンサのみを交換しました。ウーファーも含めた2チャンネル分のコンデンサー(3.3u/400V品を2個と4.7uF/400Vを4個)価格は送料別で3,126円でした。一方クロスオーバーネットワーク2チャンネル分は、ツイーター用のATT付属で7,980円でした。

■交換前の写真

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■交換後の写真

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ネットワークの価格から推定すると、交換によってフィルムコンデンサーの質は上がると考えられます。それ以前に使用実績からくる安心感もあります。早速音を聴いてみます。高域は静かになり、ツイーター系を変えただけなのにベースが弾む感じがします。差はそんなに大きくないですが、この音気に入りました。

ボリューム

今回の実験では、4連のボリュームを2個並べて使用しましたが、使い勝手を考えると、8連ボリュームが必要です。改めて探したところ、ありました。三栄電波ドットコムで東京光音製のボリュームを受注生産の受付をしています。シリーズ名8CP2500で価格は26,730円といいお値段です。

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写真は4連タイプのものですが、最大8連タイプまでラインアップされています。抵抗値は私の希望レンジとして、600Ω、1KΩ、5KΩがラインアンプされ、log減衰特性の指定ができます。受注後1~1.5ヶ月のLTとのことです。次の選択支は電子ボリュームです。MUSESシリーズにもラインアップされていますが、面実装タイプしかないので選択支から外していたところ、秋月電子でキット販売されているものを見つけました。

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1セット4,200円です。8ch分にするには4セット購入して改造が必要で、コントロール用のマイコンも別途必要となります。キット中には、オペアンプが同梱されていないため高音質のオペアンプも含めると、8チャンネル分で2万円以上の出費と、かなりの手間がかかります。それでも音がよければと思い、ネット検索をしたところありました。「Innocent Key」にてこのキットではありませんが、試作音聴きをした結果が公開されています。この結果を見ると、これだけのお金と手間をかけて試作する気は失せてしまいました。このブログでは、まだデジタルボリュームの方が音がいいと結論付けていますが、私のシステム構成上はデジタルボリュームの選択支はありません。今回の結論としては、価格は高いですが、東京光音製の8連ボリュームを試すしかないということになりました。

レベル調整

ボリュームに8連タイプを使うと、別途High/Low間のレベル調整が必要となります。ツイーター系の方が能率が高い前提で、入力段のボルテージフォロワをHigh/Low専用として、High(Throgh)系のボルテージフォロワの入力にアッテネート用のボリュームを入れて調整したいとおもいます。プリアンプの前段にボリュームを入れる事は、私のポリシーに反しますが、絞る量は大きくないことから致し方ないとしてあきらめます。

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最後は最大の懸案事項、スピーカー本体をどうしようか悩みつつ次回悩んだ結果を紹介したいとおもいます。

 今回の1枚

エマーソンレイク&パーマーの展覧会の絵です。ライブ盤ですが、16cmフルレンジ+10cmフルレンジ2発で迫ってくるような音が出せるなんて、ウーファーをダイレクトにBTLアンプで駆動するマルチアンプの実力をあらためて感じました。

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つづく(構想編2)