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マルチアンプ実験3(構想編2)

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構想編2

今回の実験の中で1番の暫定項目のウーファーを中心にマルチアンプ用のスピーカーを検討します。

はじめに

16cmフルレンジをウーファーとして使った実験用スピーカーであの迫力ある音が再生できたので、本来のウーファーをマルチアンプ駆動したらと思うと気持ちがはやります。今回は本格運用に向けてマルチアンプ用のスピーカーを検討します。

ウーファーの選定1

まずは定番のFostexのラインナップを確認してみます。PW、FW、Wの3つのシリーズがあります。PWはカンスピと呼ばれている入門用のものなので対象外とします。Wシリーズはアルニコマグネットを使用した高級なシリーズで30cmと40cmの2機種がラインナップされています。値段が高いことと口径が自作するには大きいのでこれも除外します。そうすると残りはFWシリーズになります。FWシリーズは10cmから80cmまでの7機種がラインナップされています。今回の対象としては、20~25cm口径のものを考えていたので、対象は1モデルしかありませんでした。FW208HSです。簡単に仕様を転記します。

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外観はまずまずですが、残念ながら仕様の1点が希望にマッチしません。それは能率87dB/Wです。現状のシステムは能率90dB/Wのスピーカーを部屋で十分に鳴らす前提で出力を決めています。3dBの差は倍の出力が必要となりますので影響が大きいです。価格も私の希望よりも少し高めです。仕方ないので他をあたってみます。

ウーファーの選定2

つづいてスピーカービルダーのメッカ、コイズミ無線の商品をあたってみます。海外製の私の知らないメーカーのユニットが多数ラインナップされています。価格は3,000円くらいから高額のものまで多様です。いくつか目についた物をピックアップしてみます。

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この中では、20cmのSPH-200KEが使いやすそうです。ここまで調べて改めて考えてみましたが、実は一番の問題は、これ以上スピーカーをどうやって置くかです。この問題を後回しにしてでも使ってみたいユニットが見つかったのであれば話は別ですが・・・。これは簡単に解決できる問題ではありません。とはいえマルチアンプの実験をさらに1歩進めることはあきらめられません。しばらく考えた結果方針を決めました。

実験3用スピーカー

置き場所がないのであれば、今あるものを使うしかありません。お気づきの方もいるかとおもいますが、私のメインスピーカーのNS-1000Mをマルチアンプ駆動してみる事にしました。ネット検索をしてみると、少なからず先人がいました。参考にさせてもらいつつ検討をしてみます。実験を進める上での構想を整理します。

・元の状態に戻せるように進める

・スコーカーとツイーターは、オリジナルのネットワークを使用する

具体的な対応

NS-1000Mの裏板には、ターミナルのパネルと兼用のネットワークがねじ止めされています。(本記事のアイキャッチ写真を参照)これを外して、自前でターミナルパネルを作ります。このターミナルパネルには、ウーファー、スコーカー、ツイーター接続用に3組のターミナルを取り付けます。このうちスコーカーとツイーターのターミナルは取り出したネットワークのそれぞれの端子と接続します。ネットワークのウーファーの出力端子は、実験3構想1で行ったように8Ωのダミー抵抗を接続します。残りのウーファーのターミナルは、BTLアンプとダイレクトに接続します。

NS-1000Mのネットワーク

久しぶりにNS-1000Mの取扱説明書を引っ張り出しました。

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クロスオーバー周波数は500Hzと6kHzで減衰特性は-12dB/Octです。まだ具体的な作業を進めていないので、ネット上にアップされたネットワークの外観写真を転載させていただきます。

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今回のマルチアンプはウーファーのみダイレクト駆動なので、クロスオーバー周波数500Hzの定数検討を行う事になります。

次回は実験3として具体的な設計を進めていきます。

 

つづく(設計編)