2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

DACユニットの検討(製作編13)

製作編13 実装完了したバニラシールド基板の通電確認とLCDパネルを接続して動作確認を行います。 環境準備 バニラシールド基板の通電確認は、基板をマイコン基板に実装して行います。マイコン基板には、前回の記事で紹介した通電確認用のファームウェアを書…

DACユニットの検討(製作編12)

製作編12 arduino UNOと周辺回路接続用にバニラシールド基板に接続用回路を実装し、通電確認の準備を行います。 バニラシールド基板 バニラシールド基板とは、arduino用のユニバーサル基板で、マイコン基板のピンソケットに連結して搭載ができ、手軽にマイコ…

DACユニットの検討(製作編11)

製作編11 SPDIF入力基板の実装とマイコンインターフェース回路の実装準備をします。 SPDIF入力回路基板 この基板には入出力の端子台以外に、パルストランス、抵抗、フィルムコンデンサしか実装されません。パルストランスは外部から入力された信号を入力部で…

DACユニットの検討(製作編10)

製作編10 平衡不平衡変換基板の動作確認を行ってきましたが、今回は0dB信号再生時の動作シミュレーションを行います。 0dB信号入力シミュレーション この基板の動作確認の最後は0dB信号入力時のシミュレーションです。方法は各系統に0dB再生時にI/V変換回路…

DACユニットの検討(製作編9)

製作編9 平衡不平衡変換基板の通電と動作確認の続きを行います。 平衡不平衡変換基板動作確認続き 前回の記事でRチャンネル反転入力-Hot出力間の周波数特性の測定を行いました。今回は、Rチャンネル非反転入力-Hot出力間の周波数特性の測定から開始します。…

DACユニットの検討(製作編8)

製作編8 I/V変換基板組立の残りを行い、前回実装完了した平衡不平衡変換基板の通電と動作確認を行います。 I/V変換基板実装 製作編5で1KΩ抵抗4本の実装を残して終了していました。基板パターンは1/6Wサイズ前提で作られていますが、抵抗の在庫は1/2Wサイ…

DACユニットの検討(製作編7)

製作編7 続いて平衡不平衡回路実装をします。 平衡不平衡回路 この基板はキットを使用せずに標準基板を使って自作します。平衡不平衡回路と言っても、+R/-Rから+2Rに、-R/+Rから-2Rに変換するので出力は平衡出力となります。下記は事前に設計した回路図です…

DACユニットの検討(製作編6)

製作編6 DAIレシーバー基板とI/V変換基板の実装を進めます。 デジットキットDAIレシーバー基板 この基板はS/PDIF信号をDACの入力仕様に変換する為のものです。電源基板とは違い、プラモデル感覚で実装ができるので気が楽です。キットの内容は組立説明書、実…

DACユニットの検討(製作編5)

製作編5 前回記事で発覚したマイコン基板用電源8V系の配線ミスの修正から再開します。 8V系電源配線ミス 本題に入る前に改めて電源回路図を掲載します。 前回8V系電源の通電で発覚したミスは、三端子レギュレータ配線ミスです。INは正しく接続されてました…