ローノイズ真空管アンプ(製作編4)

製作編4

回路図を見直して部品表を作成し、足りない部品を発注します。

電源回路図見直し

過去に掲載した電源回路図を再掲載します。

この回路図に対して以下の点を見直しました。

・航空コネクタケーブルクロス対応

・LED電流制限抵抗変更(在庫使用)

・部品ナンバーふり直し

・整流用ダイオード選定反映

パスコンの見直し(0.1uFに統一)

・一部抵抗のワッテージ見直し

・整流用電解コンデンサー仕様見直し

・三端子レギュレータ選定

見直した回路図は以下のとおりです。

この回路図に基づいて、部品発注用に部品表を作成しました。部品表は電源トランスユニット部品表とアンプユニット電源関連部品表の2つに分けています。

それぞれの部品の単価欄は、再利用、在庫を利用するものはそれぞれのオリジンを記載しています。数量欄はすでに確保済みの部品はグレーの編みかけをしています。電源トランスユニットの新規発注部品の金額は21,434円となりました。アンプユニット電源関連部品の新規発注分はほとんどなく、金額の合計は540円でした。

アンプ回路図見直し

電源回路と同様に過去に掲載したアンプ回路図を再掲載します。

この回路図は、従来アンプの回路図そのものです。見直した点は以下のとおりです。

・一部の抵抗のワッテージ見直し

見直した回路図は以下のとおりです。

この回路図に基づいてアンプユニット部品表を作成しました。

表の構成は電源部と同様です。新規発注部品の総額は16,364円でした。すでにほとんどの部品を入手しているので、追加発注は2部品のみです。すでに作成済みで部品の発注は必要ありませんが、ケーブルの部品表も参考に作成しました。

電線は送料も考慮した単価としています。在庫および再利用を除いた部品の総額は46,589円でした。この金額で、何ヶ月製作を楽しめるでしょうか?

部品発注

部品発注は、価格面から基本的に秋月電子へ行います。確認したところ56Ω1/2W品のみ取り扱いがなかったので割高ですがアマゾンへ発注しました。

メーカーはVISHAYで、仕事で熱電対を使った事があります。幸い送料込みだったので少し助かりました。残りの部品を秋月電子で発注しようとしたところ、セキュリティー強化の為にパスワードの更新を求められました。手続きの際にID以外に登録の電話番号の要求があり、いくつか試しましたがマッチせずに手続きができませんでした。最近他のサービスでも同様な事例が多く、いらいらしてしまいますが、セキュリティー強化の為なので仕方がないとあきらめています。新規登録も試してみましたが、メールアドレスが登録済みなので拒否されてしまいました。仕方がないので、お問い合わせフォームに状況を書いて対処法の問い合わせをしました。翌日にわかりやすい対処法メールをいただき、無事にログインできましたが、問い合わせフォームへのすばやい対応はすごく印象がいいです。他のサイトも見習って欲しいものです。これで部品発注がすべて終わったので、純粋に製作にとりかかれます。次回はケースの組立と余裕があればパネル加工も行いたいとおもいます。

 

つづく(製作編5)