製作編7
ケースが届いたのでケースの加工を行います。
着荷
今回もメーカー直送なので梱包はしっかりしています。想定よりも大きな(長い)梱包だったので、型式違いか心配になりました。
さっそく開梱してみました。中からケース専用の梱包が出てきました。
この梱包箱であれば型式違いはないとおもいます。さらに開梱します。エアーキャップにくるまれて、ケース部品が現れました。
いつもの事ながら、無駄のない梱包形態となっています。
フロントパネル加工
手慣らしの為に、フロントパネルの加工から始めます。加工図を印刷して加工対象のパネルを取り出しました。
次に加工図を外形に沿って切り抜きます。
続いて切り抜いた加工図をパネルに貼り付けます。フロントパネルは、取り付け部品が電源スイッチ1個だけなので、少々位置がずれても問題ありません。
次は、穴のセンターにポンチで印をつけて、加工図を剥がします。
続いてドリルで穴あけをします。最初にφ1.8で下穴をあけて、その後φ4.0の刃に交換して穴経を広げました。その後は、ステップドリルでφ14の穴に広げました。私のステップドリルは、穴経の大きな物用は、直径の間隔が2mmとなっていて、今回開ける穴経φ15.8mmに対して都合が良くありません。
今後の為に、穴径の間を埋める径のステップドリルを探したいとおもいます。φ14mmの穴をひたすら金やすりで削り、φ15.8の穴経としました。
折角なので電源スイッチを取り付けてみました。
フレーム組立
ボトムカバー加工を行う前に、基板と電源の配置確認を行います。具体的にはケースのフレームを組み立てて、ボトムカバーに加工図を貼り付けて加工図上に基板と電源を置き、クリアランス確認を行います。OSシーリーズのケースは何度も組み立てているので、手順の確認は必要ありません。写真はフレーム組立の関連パーツです。
最初にサイドパネルにフランジを取り付けます。手前がフランジ金具でセンターがサイドパネルです。サイドパネルの両側にフランジ金具を皿ネジで取り付けました。
フランジ金具は、3ピース構造でそれをサラネジで固定しています。固定位置がねじれているので、一旦ネジを緩めて先にサイドパネル固定ネジを締め付けてから、緩めたネジを締め直しました。もう1枚も同様にフランジ金具を取り付けました。
次は取り付けたフランジ金具にフレームを取り付けます。まずは片側2本取り付けました。
フレームはトータル4本取り付けて、もう1枚のサイドパネルにネジ止めすればフレームが完成します。
ボトムカバーを乗せるとこんな感じになります。
クリアランス確認
ボトムカバーの加工図を印刷します。
加工図を外形に沿って切り抜き、ボトムカバーに貼り付けました。
そのボトムカバーを組立済みのフレームに合わせてみます。
なかなかいい感じです。折角なので基板と電源を配置してみました。
スカスカ感はなくいい感じに配置できたとおもいます。パネル取り付け部品とのクリアランスも問題なさそうです。マイコンのUSBケーブルは、スピーカーケーブルとの干渉が気になりますが、なんとかなりそうです。問題はなさそうなのでこの配置で製作を続ける事にします。次回は、ボトムカバーとリアパネルの加工を行います。
つづく(製作編8)