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マルチアンプ実験3(設計編)

設計編 NS-1000Mをマルチアンプ駆動するための改造設計をします。 チャンネルデバイダー改造設計 fc=500Hz, K=1.4(ベッセル特性)前提でCRの定数を決めます。基板は今までの実験で使用した暫定仕様のもの改造して使います。 上記の回路で最初にC1とR1を決め…

マルチアンプ実験3(構想編2)

構想編2 今回の実験の中で1番の暫定項目のウーファーを中心にマルチアンプ用のスピーカーを検討します。 はじめに 16cmフルレンジをウーファーとして使った実験用スピーカーであの迫力ある音が再生できたので、本来のウーファーをマルチアンプ駆動したらと…

マルチアンプ実験3(構想編1)

構想編1 今後の方針の構想を行います。その前にまとめ編でやりきれなかった事を確認します。 ウーファーダミー抵抗 まずはオープンとなっているネットワークのウーファー用出力に8Ωのダミー抵抗を付けてみます。仮止めして音を聴き効果があれば、本格運用…

マルチアンプ実験2(まとめ編)

まとめ編 実験用のチャンネルデバイダが組み上がったので、音を聴いてみます。 準備 改めて比較元の音を聴きますが比較条件も改めて紹介します。スピーカーはFostexのフルレンジユニットをウーハーとツイーターとして使います。ウーハーは16cm、ツイーターは…

マルチアンプ実験2(製作編3)

製作編3 基板が全て組み上がったので、音だし用にバラックで組み立てます。パネルはバラック組立専用に製作しました。 バラックの構想 今回は実験のため、バラック状態で組み上げて音聴きをします。操作はスルーとLPF出力レベルコントロール用の4連ボリュ…

マルチアンプ実験2(製作編2)

製作編2 急遽LPFの特性をベッセル特性に変更して、もう片チャンネル分のLPF基板を製作し、改めて動作確認をします。 LPF特性変更 部品の発注ミスでCR2段特性(K=1)でもう1枚の基板が組めないことがわかり、部品追加発注LTで休日を無駄にしたくなかった事…

マルチアンプ実験2(製作編1)

製作編1 ウーハー駆動用のチャンネルデバイダーを製作します。 設計詳細 回路は前回の記事で紹介しましたが、改めてチャンネルデバイダ部のみを切り出して掲載します。図は片チャンネル(Hot/Cold)分です。前回の記事でも紹介したとおり、8連のボリューム…

マルチアンプ実験2(設計編)

設計編 前回組み上げた2Wayスピーカーのウーハー駆動用のチャンネルデバイダーの設計をします。 初めに 前回組み上げたフルレンジユニットを使ったネットワークによる2Wayスピーカーの音が思いの外良かったです。中音域はNS-1000Mとは違った良さを感じました…

マルチアンプ実験1(実験編)

実験編 比較元となるネットワークによる2Wayスピーカーシステムを組み上げて音を聴きます。 2Wayシステムの構築 とにかく音を聴いてみたいと思い、前回の記事で紹介した格安2Wayネットワークと2組のスピーカーを使って比較元の2Wayスピーカーシステムを組み…

マルチアンプ実験1(構想編)

構想編 マルチアンプの効果を体感するために、所有するフルレンジスピーカー2組を使って実験を行います。 マルチアンプの構想 「ウーハーとアンプ間の配線からネットワーク素子を取り除きたい!」と漠然と思いつづけていました。気づくとステレオで5チャン…

ウィークエンド・オーディオ(総集編2)

総集編2 前回に続き総集編です。今回は残りの21記事(スピーカー組立、メンテナンス、番外編)について紹介します。 スピーカー組立記事 1.ロクハンフルレンジスピーカー導入 記事掲載開始:2016-12-23(3記事)FE103を使ったスピーカーのメンテナンスを…

ウィークエンド・オーディオ(総集編1)

総集編1 今月(2017年4月)末でブログ開設10ヶ月となり、掲載記事も88となりました。自身の整理と次の製作の準備期間を取るために総集編という形で、2回で全記事を簡単に紹介します。 パワーアンプ製作記事 1.真空管アンプの製作(EL34pp)S1503 記事掲…

バランス変換ボリューム2(まとめ編)

まとめ編 バランス変換ボリュームの改造が完了したので、音を聴いてみます。 音出し 最終改造前に、製作編8で紹介した現行電源+ディスクリートアンプの組み合わせの状態で改めて音を聴きました。その時の音の確認と同様に、ソースはCDで、USB DACのアンバ…

バランス変換ボリューム2(製作編10)

製作編10 電源基板の部品実装が完了しましたので、電源基板とトランスを載せ替えます。 バランス変換ボリュームの状態 製作編8で、バランス変換アンプ基板の載せ替えが完了しています。今回は電源基板を取り外し、その代わりに新たに製作した電源基板とトラ…

バランス変換ボリューム2(製作編9)

製作編9 アンプ基板のシャーシ実装が終わったので今回は電源回路の実装を進めます。 改造の方針 前の記事でも紹介しましたが、現行電源のトランスは非力なため、バランスボリュームの電源で採用したトロイダルトランスに変更します。電源回路もバランスボリ…

バランス変換ボリューム2(製作編8)

製作編8 アンプ基板の実装が完了したので、シャーシに実装して現行の電源と組み合わせて音を確認します。 オリジナルのバランス変換ボリューム 写真のとおり基板は2枚構成で、大きな方が電源、小さな方がバランス変換アンプです。電源は左右完全独立で、基…

バランス変換ボリューム2(製作編7)

製作編7 本題の製作に戻り、もう1チャンネル分の回路実装を進めます。合わせてサブタイトルも元に戻しました。 反転アンプの実装 実装の手順は同じなので、詳細の説明は省略します。先の基板は、バランス出力アンプから改造を行ったため、基板上に不自然な…

バランス変換ボリューム2(番外編8)

番外編8 設計変更により進行が思わしくないことと、回路について何れ触れておきたかったため番外編を入れさせていただきました。 使用回路について 私の手がけたアンプは、基本差動2段構成ですが、その2段目に良く使われるカレントミラー負荷を使っていま…

バランス変換ボリューム2(妥協編1)

妥協編1 バランス変換アンプの設計ミスのため、製作の方針を見直します。 妥協編 前回、格好良く「復活編?つづく」としましたが、1週間考えましたが妥協解しかみつからなかったため、サブタイトルを変更しました。 対策案 対策案として以下の2案を検討し…

バランス変換ボリューム2(製作編6)

製作編6 バランス変換アンプを実装した基板にボルテージフォロワを実装して片チャンネル分を完成させようと考えていましたが・・・ 回路実装 残りのエリアに引いた電源線にパスコンを実装し、先に実装した端子台から給電します。このエリアには電源の端子台…

バランス変換ボリューム2(製作編5)

製作編5 前回バランス変換アンプの調整ができなかったので、原因を特定して調整を完了させます。 おさらい 非反転出力終段のコンプリメンタリトランジスタの実装の向きを間違え、終段のアイドリング電流の調整ができませんでした。新品のコンプリメンタリペ…

バランス変換ボリューム2(製作編4)

製作編4 初めにバランス変換アンプ回路の実装を行います。 回路実装方針 設計編でも言及しましたが、一枚の基板にボルテージフォロワとアンバランスバランス変換回路を実装します。構成はバランスボリュームの基板とほぼ同じですが、実装部品として以下のも…

バランス変換ボリューム2(製作編3)

製作編3 初段に使用するDual J-FETの変換基板実装とIdss測定を行います。 2SK2145の特性 今回も初段にdual J-FET 2SK2145を使用しますが、東芝製のチップなので今後が心配です。測定するIdssとは、Vgs=0の時のドレイン電流Idのことで、特性は以下のとおりで…

バランス変換ボリューム2(製作編2)

製作編2 前回詳しく紹介したジグをつかってトランジスタのhfeの測定を行います。 2SC1815GRのhfe測定準備 今回は40個の測定を行います。回路をジャンパーワイヤーを使って組み替えます。正しく接続されていることを確認するために、トランジスタをセットせ…

バランス変換ボリューム2(製作編1)

製作編1 ディスクリートアンプ製作開始時定番のトランジスタのhfe測定を行います。 コンプリメンタリペア選別 バランスボリューム用アンプのディスクリート化の時と同様に終段トランジスタのコンプリメンタリペアの選別を行います。NPNは2SC1815GR、PNPは2S…

バランス変換ボリューム2(設計編)

設計編 前回の構想に基づいてバランス変換ボリュームの新仕様を決定します。 ディスクリートアンプ 「パワーアンプの周波数特性(番外編7)」の記事の最後でも簡単に書きましたが、ディスクリート化したアンプを使ったバランスボリュームと、BTL方式DCパワ…

バランス変換ボリューム2(構想編)

構想編 アンバランス出力ソースの再生環境を改善したいと考えて構想します。 サルベージ 我が家にはロフトがありますが、魔窟と呼ばれるような物置となっています。普段はチョビと黒チョビ(どちらも耳の垂れてないスコティッシュホールド)の隠れ家となって…

パワーアンプの周波数特性(番外編7)

番外編7 前回につづき、製作済みのパワーアンプの周波数特性の測定を行います。 BTL方式A級DCパワーアンプ 終段およびドライバ段のトランジスタは、選別対応するためft=15MHzと特性を欲張らずに(サンケン2SC3851A/2SA1488A)入手性(安いものを大量に入手…

パワーアンプの周波数特性(番外編6)

番外編6 先日手に入れた低周波発信器を使ってプッシュプルパワーアンプの周波数特性を確認しつつ負帰還の効果、影響を確認します。 気になっていた事 以前、パラレルシングルパワーアンプ(S1605)を製作し、プッシュプルパワーアンプ(S1503)との音の比較…

音楽の女神への挑戦(決着編)

決着編 組み上がったディスクリートアンプバランスボリュームの音だしを行い、オペアンプとの音の比較を行います。 出力オフセット 前回、基板をシャーシ実装後にオフセット調整した結果を紹介しましたが、その結果を不思議に思われた方もいたかもしれません…

音楽の女神への挑戦(製作編8)

製作編8 残り1チャンネル分の実装完了させ、シャーシ上の基板を載せ換えます。 JRC MUSES 本題に入る前に挑戦相手のJRC MUSESシリーズについて改めて紹介をします。繰り返しになりますがMUSESはギリシャ神話に登場する文芸を司る女神たち(9神)です。文芸…

音楽の女神への挑戦(製作編7)

製作編7 ディスクリートアンプの部品実装を進めます。 channel-2実装 製作編5で、channel-1の実装および動作確認まで紹介しました。基板の状態は写真のとおりです。 その際に、発振対策部品としてセラミックコンデンサを使用しましたが、記事中でコメント…

音楽の女神への挑戦(製作編6)

製作編6 電源基板GND問題を解決し、改めて比較元アンプの音を確認します。 新しい仲間 本題に入る前に先週手に入れた低周波発振器を紹介します。KENWOOD AG-203Dです。10Hz~1MHzの正弦波と矩形波を出力できます。ヤフオクに中古品として出品されていたのを…

音楽の女神への挑戦(製作編5)

製作編5 ディスクリートアンプ基板の部品実装と動作確認を行います。 回路図変更 部品実装前に、回路図を見直しました。抵抗の買い忘れで一部抵抗値を変更しました。入力抵抗は10kΩに変更して、ボルテージフォロワ構成とするために、ー入力端子の入力抵抗を…

音楽の女神への挑戦(製作編4)

製作編4 公平な比較を行う為にオペアンプ基板も新たに作り直しました。 公平な比較 今回電源もディスクリート化しますが、公平な比較をするためには、同じ電源で音を聴く必要があります。意を決して、MUSES01のアンプ基板も新規に作り直して、新たに作る電…

音楽の女神への挑戦(製作編3)

製作編3 電源基板の実装を行います。 2SC3422/2SA1359 電源回路実装に入る前に、出力トランジスタについて紹介します。東芝製のコンプリメンタリ品で、データシート上に用途として「電力増幅用」、「低速スイッチング用」と記載されています。秋月電子の在…

音楽の女神への挑戦(製作編2)

製作編2 アンプ基板製作の初めに、初段用のdual FETを変換基板実装します。 初段用Dual JFET DCアンプの初段に使用するDual JFETについて改めてネットで調べてみました。ありました。同じような事に興味を持って、調査した結果を公開しているページを見つけ…

音楽の女神への挑戦(製作編1)

製作編1 初めにコンプリメンタリで使用するトランジスタの選別を行います。 2SC1815GR/2SA1015GR 東芝製のエピタキシャル形トランジスタで、価格も安く(200円/20個)秋月電子に在庫があることから今までも使用してきましたが、この2種類のトランジスタはコ…

音楽の女神への挑戦(設計編)

設計編 構想編でまとめた内容に沿ってディスクリートアンプの設計を進めます。 電源回路 BTL A級DCアンプの電圧増幅段の電源回路を流用します。特徴は負荷変動に対する制御は行わずに、入力変動とリップルを抑えるだけですが、今回の用途にはマッチしていま…

音楽の女神への挑戦(構想編)

構想編 昨年(2016年)に自作したバランスボリュームS1502をディスクリート化しようと検討を開始しました。 音楽の女神 大層なタイトルをつけてしまいました。タイトル画は面倒くさがる娘にわざわざ描いてもらったものです。お駄賃は身内価格で1000円です。…

自作アンプで年末を聴く(番外編5)

番外編5 昨年(2016年)に真空管アンプを2台、トランジスタアンプを1台つくりましたが、それらのアンプで年末恒例の番組を聴いてみました。 おさらい 本題に入る前に、昨年つくったアンプの概要を改めておさらいします。 EL34バランス入力プッシュプルア…

ロクハンフルレンジスピーカー導入(まとめ編)

まとめ編 組立が終わったロクハンフルレンジの音だしを行い、その印象を紹介します。 音の第一印象 当初の目的にそって、先日完成したバランス入力パラレルシングルアンプ(S1605)で鳴らします。一方、私のリファレンススピーカーはNS-1000Mですが、比較し…

ロクハンフルレンジスピーカー導入(組立編)

組立編 前回の記事で選定したユニット、エンクロージャーを購入して組立ます。 記事タイトル補足 記事タイトルのロクハンですが、説明が漏れていました。これは16cmの口径のことで、6.5インチからきています。今ではあまり聞かない呼び方ですが、フルレンジ…

ロクハンフルレンジスピーカー導入(構想編)

構想編 製作完了したバランス入力パラレルシングルアンプ(S1605)と定位の良いフルレンジスピーカーで大編成の楽曲鳴らしてみたいと考えて常用できるフルレンジスピーカーの導入検討をします。 シングルアンプの音 繰り返しになりますが、製作完了したシン…

ツール紹介(番外編4)

番外編4 バランス入力シングルパワーアンプ製作が終わり一区切りついたので、考える時間をとるために番外編を入れさせていただきます。 ブログについて 今年(2016年)の6月26日にこのブログを初めて半年が経ちました。ブログは私にとって初めての経験で…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(まとめ編2)

まとめ編2 ハム対策が完了し、アンプの各部の動作確認が終わったので改めて音の比較を行います。本製作のしめくくりとして、まとめ編のまとめを行います。 改めて音出し ハム対策後の音を聴きましたが、対策前後で音の印象に変化はありません。前回の音聴き…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(まとめ編1)

まとめ編1 ハムの原因を特定し、対策を行い今回の製作のまとめを行います。 真空管アンプのハム ネット上に、真空管アンプのハムの話題がたくさんありますが、その中にプッシュプルに比べてシングルアンプはハムが発生しやすく、十分な対策が必要との書き込…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編12)

製作編12 帰還抵抗を除き回路の組立が完了したので、通電確認を行い、問題なければ音出しをします。 アンプ通電確認 初段回路の実装が完了したので、初段管の12AX7をソケットに挿し電源オンします。真空管を挿したままひっくり返して通電したくないので、作…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編11)

製作編11 気持ちを切り替えて改めて終段の単体動作確認を行います。また終段に所定の電流を流した状態で電源回路の確認も行い、残りの回路実装を進めます。 修正修理 0.47uF/450V仕様のパスコンをB1電源供給用のラグ端子部分に実装します。450V耐圧のフィル…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編10)

製作編10 終段回路の実装を完了したので、終段単体動作確認を行います。ここにきてミスを連発させてしまい、恥ずかしい話ですがありのまま紹介します。アンプの特徴をストレートに表現するためにタイトルを変更しました。 終段単体動作 真空管を挿さずに電源…