DCパワーアンプ電源改良(製作編16)

製作編16 安定化電源の修理とHotチャンネルアンプ基板の調整が終わったので通電確認を行います。ブログ開始以来、最大の泥沼に足をつっこんでしまう事になリました。 アンプ組立 写真は現状のアンプの状態です。 ボトムカバーを改造した事で、ボトムカバーを…

DCパワーアンプ電源改良(製作編15)

製作編15 安定化電源を壊してしまったので修理してアンプ本体の組立を再開します。 安定化電源状況 負荷側の故障も考えられるので、電源の出力を外して改めて出力電圧を確認しました。 配線を外す前と同様に+出力のみ出ていません。ー出力は正常出力してい…

DCパワーアンプ電源改良(製作編14)

製作編14 電源基板の載せ替えと通電確認まで終わったので、引き続きアンプユニットの組立を進めます。 配線&通電 元のアンプのシャーシGNDは、ラグ端子板で行っていました。改造後はラグ端子板を使わないので、専用にシャーシGNDを取ります。現行アンプで部…

DCパワーアンプ電源改良(製作編13)

製作編13 アンプ本体の組立および段階的に通電確認を行います。 リアパネル配線 製作編12にて、フロントパネル単体で配線(片側オープン)を行ったので同様にリアパネルの配線を行います。初めに入力信号の配線を行います。入力はバランスで、アンプ基板への…

DCパワーアンプ電源改良(製作編12)

製作編12 今回も予定を変更して、アンプ組立の前に電源トランスユニットとアンプ間を接続するXLRケーブルの組立を行います。 XLRケーブルコネクタ 組み立てるケーブルは、3極と5極のケーブルです。トランスが唸った際に電源トランスユニットを離して使う予定…

格安オシロの導入(番外編36)

番外編36 今回は予定を変更して、格安オシロスコープを導入したので概要を紹介します。 導入前 記事で何度も紹介したとおり、従来の波形観測ではポケットオシロスコープDS203を使ってきました。 仕様は以下のとおりです。 ・アナログ2ch + デジタル2ch ・ア…

DCパワーアンプ電源改良(製作編11)

製作編11 残りのアンプ基板の改造を行い、アンプの組立に着手します。 アンプ基板の改造 2枚目のアンプ基板も1枚目の基板と同じ改造を行います。写真は改造前のハンダ面ですが、1枚目と同様に配線が汚いです。今更なので気にしない事とします。 次の写真…

DCパワーアンプ電源改良(製作編10)

製作編10 現行アンプから取り外した電圧増幅段用電源トランスを電源トランスユニットに搭載します。引き続き現行アンプから取り外したアンプ基板の改造を行います。 電源トランスの流用搭載 現行アンプから取り外して流用搭載する電源トランスは、東栄変成器…

DCパワーアンプ電源改良(製作編9)

製作編9 アンプ用パネルの加工が完了したので、アンプ本体の改造を行います。 アンプ本体分解 最初にアンプ本体を分解します。 写真のとおり、比較的小さい筐体にトランス2個と基板4枚を実装しています。内部にに手が入りにくく、配線がぐちゃっとしてい…

DCパワーアンプ電源改良(製作編8)

製作編8 リアパネルのハンドル取り付けから製作を再開します。 リアパネルハンドル取り付け加工 前回の記事で紹介したリアパネルハンドル取り付け用の穴を追加した加工図を印刷します。 加工図上は、取り付け部品間で若干のクリアランスが取れていますが、…

DCパワーアンプ電源改良(製作編7)

製作編7 電源トランスを外出しするアンプ本体のパネルの加工を行います。 アンプ本体のケース 現状のケースはタカチ電機工業のHY133-23-23SSです。トランスを外出しするため、電源の入力仕様が変更となります。これに対応するために、同じケースを購入して…

DCパワーアンプ電源改良(製作編6)

製作編6 電圧増幅段用の安定化電源の通電確認が終わったので、特性の測定を行います。 測定項目 具体的には、出力インピーダンスの周波数特性の測定を行います。過去に何度か測定を行っていますが、概要を改めて説明します。負荷電流の平均を30mAとして正弦…

DCパワーアンプ電源改良(製作編5)

製作編5 前回実装した電源基板に-13.5Vの回路を実装します。同様の手順で2枚目の基板の実装も行います。 マイナス電源実装 プラス電源実装時に、端子台、ヒートシンク、誤差アンプ用のソケットの取り付けを行なっていました。前回の記事で説明を省略しまし…

DCパワーアンプ電源改良(製作編4)

製作編4 アンプ本体の電圧増幅段用の電源を製作します。 改良の方針 現行のアンプの電源回路は以下のとおりです。 この回路中の電圧増幅段用電源を下記の安定化電源に変更します。 誤差アンプに単電源の高速オペアンプを使用しています。電圧はやや異なりま…

DCパワーアンプ電源改良(製作編3)

製作編3 前回、ボトムシャーシの加工が終わったので、トランスの取り付けと配線を行います。 終段用電源トランス実装 終段用電源トランスの変更は、今回の音質改善の目玉の1つです。現行5A品に対して所用電圧仕様で東栄変成器ラインナップの定格電流Maxの2…

DCパワーアンプ電源改良(製作編2)

製作編2 電源トランスユニットのフロントパネルの加工から再開します。 フロントパネル加工 フロントパネルに取り付ける部品は、ネオン管3個のみです。加工図は以下のとおりです。 取り付け穴径は3個ともにφ9.3です。いつものとおり、加工図を外形に沿っ…

DCパワーアンプ電源改良(製作編1)

製作編1 設計が終わったので電源トランスユニットのケースの加工から製作を開始します。 電源トランスユニットのケース このケースはタカチ電機工業のOS133-32-33SSを選定しました。購入は楽天内の販売店経由です。事前の情報のとおり、タカチ電機工業から…

DCパワーアンプ電源改良(設計編4)

設計編4 電源トランスユニットのケースの加工図の作成が終わったので、アンプ本体のケースの設計を行います。 アンプケース アンプのケースは縦型ヒートシンクケースHYシリーズです。現状のケースは運良く廃版になっていなかった為に、同じ物を選択して、フ…

DCパワーアンプ電源改良(設計編3)

設計編3 電源トランスユニットのケースの設計を進めます。 選定したケース 前回の記事で、ケースの選定を行いました。選定したOS133-32-33SSについて改めておさらいします。下の図はOSシリーズの構造図です。 フレーム構造で、一部のフレーム部品を除き、ア…

DCパワーアンプ電源改良(設計編2)

設計編2 電源トランスユニットのケースの選定を行います。 搭載電源トランス 最初にケース選定に必要な、実装する部品のサイズを確認します。シャーシに実装する部品は、電源トランス4個です。左右チャンネルが独立で、片チャンネルあたり電圧増幅段用と終…

DCパワーアンプ電源改良(設計編1)

設計編1 DCパワーアンプの電源の改良の方針を決めたので具体的に設計を進めます。 電源回路 現状のDCパワーアンプの電源回路を再掲載します。 この回路のトランスを別筐体に外出しします。その際に延長するラインは、前回の記事でも説明したとおりトランス…

DCパワーアンプ電源改良(構想編)

構想編 先日、絶縁トランスによるDCパワーアンプの唸り対策を行いましたが、完全に唸りをなくす事ができなかった為、追加の対策を検討します。合わせて電源の改良も行います。 対象のDCパワーアンプ NS-1000Mマルチアンプシステムのウーハーチャンネルを担当…

真空管アンプのハム対策(番外編35)

番外編35 真空管HPアンプのハム対策を続けます。 トランスの取り付け向きの変更 ネット上の情報に従って、出力トランスの取り付け向きを90°回転させて効果の確認を行ってみます。取り付けネジを外して向きを変更しようとしましたが、配線長が足りずにそのま…

真空管アンプのハム対策(番外編34)

番外編34 EL34ppアンプのハム対策を続けます。 EL34pp負帰還回路残骸 写真はEL34ppアンプの初段配線部です。写真ではわかりにくいですが、負帰還回路がそのまま残されていて、帰還配線が外されてショート防止の為にセロテープで絶縁された状態となっています…

真空管アンプのハム対策(番外編33)

番外編33 EL34SGLパワーアンプのハム対策検討の続きを行います。 新たな対策検討 前回は、入力回路配線変更と銅板によるシールド対策が期待した程の効果がなかった為、新たな対策を検討します。前々回の記事の最後に書いた透磁率の高い材料を磁界を誘導する…

真空管アンプのハム対策(番外編32)

番外編32 今回はマルチアンプシステムのスコーカーチャンネル用のEL34SGLパワーアンプのハム対策を行います。 EL34SGLパワーアンプ状況 製作後の確認で、スコーカーに耳を近づけるとハムが聞こえましたが、リッスニングポイントでは聞こえないレベルだったの…

真空管アンプのハム対策(番外編31)

番外編31 2台の真空管アンプのハム対策を行います。 対象のアンプ 1台目は先日製作を完了した真空管ヘッドフォンアンプです。能率の高いヘッドフォンに変えた事で追加対策が必要となりました。2台目は、以前から記事で触れていましたが、マルチアンプシス…

真空管HPアンプの製作(まとめ編)

まとめ編 アンプが完成したので、音質比較をした後、設計を改めてまとめます。 音質比較 比較対照は、先に製作したBTL方式A級DCヘッドフォンアンプです。比較に入る前に簡単に紹介します。回路は入力がDual J-FETのカスケード接続の差動アンプです。2段目は…

真空管HPアンプの製作(製作編15)

製作編15 製作が完了したので、設計のまとめ、音聴き、測定を行うつもりでしたが・・・。 設計のまとめ 製作の最後で何点か設計変更したので、設計情報をアップデートします。最初にアンプの回路図を更新します。変更点は以下のとおりです。 ・帰還回路の追…

真空管HPアンプの製作(製作編14)

製作編14 ハム対策を継続します。 ハムの原因の特定 ハムの音をよく聴いてみると、低周波成分はL/Rで同レベルで、ジーという高調波成分はL-chの方がやや大きく聞こえます。この状態で各部配線や部品に触ってみてノイズの変化から原因を特定してみます。トラ…