チャンネルデバイダーのVR制御(構想編4)

構想編4 番外編で2回分間があきましたが、Arduino UNOを使ったアッテネータ用リレー制御を具体的に構想します。 制御回路基本ブロック 今回のシステムを大きく下に示す3つのブロックに分けて構想を進めます。 1)キーブロック(Up/Dwon/Muteの3つのSWで構…

2018アナログオーディオフェア(番外編22)

番外編22 前回に引き続きアナログオーディオフェア2018協賛雑誌社主催の講演を紹介します。 伝説のカセットデッキを聴く 中学生時代にAIWAのカセットデッキ(AD-7350)を購入してから、途中でYAMAHA(K-1d)のデッキに買い換えましたが大学を卒業するまで、…

2018アナログオーディオフェア(番外編21)

番外編21 アナログオーディオフェア2018をレポートします。 アナログオーディオフェア 2018年6月9日と10日に開催されたアナログオーディオフェア2018に行ってきましたので紹介します。今回で4回目とのことですが、私は初参加となります。場所は他のオーディ…

チャンネルデバイダーのVR制御(構想編3)

構想編3 アッテネーターのリレー制御にArduino UNOを使う宣言をしてしまったのでArduinoの概要を紹介し、開発環境を準備します。 Arduinoについて 初めにArduinoについてネット上から得た情報を簡単にまとめます。Arduinoプロジェクトは、2005年にイタリア…

チャンネルデバイダーのVR制御(構想編2)

構想編2 前回の記事でアッテネータの減衰量切り替えにリレーの選定をしたので、具体的な構成を検討します。 実使用時のボリューム 写真は現状のシステムで使っているデバイダ兼ボリュームのパネル写真です。 見栄えは悪いですが、2つのボリュームにそれぞ…

チャンネルデバイダーのVR制御(構想編1)

構想編1 現行システムのフルマルチアンプ化を念頭に、現状のチャンネルデバイダーのボリューム制御を構想します。 現状のチャンネルデバイダーボリューム 前回の記事でも紹介しましたが、現状のチャンネルデバイダーは入出力がバランス方式で、LPFチャンネ…

1000Mフルマルチアンプ駆動化検討(構想編1)

構想編1 セミマルチアンプ駆動している現状のシステムのフルマルチアンプ化を構想します。 現状のシステム フルマルチアンプ化の構想の前に、現状のシステムをおさらいしておきます。 ■スピーカー YAMAHAのNS-1000Mをマルチアンプ対応させるために改造して…

安定化電源性能改善(まとめ編)

まとめ編 製作した電源の特性のまとめを行い、載せ替えたチャンネルデバイダーの音質評価をおこないます。 特性改善結果のまとめ 音質評価の前に、今回の特性改善についてまとめをします。改めて新旧回路を掲載します。旧回路は各チャンネルトランジスタ3石…

安定化電源性能改善(製作編5)

製作編5 基板が完成したので、チャンネルデバイダーの電源を載せ替えます。取り外した電源基板は、矩形波応答の再確認を行います。 チャンネルデバイダー 製作した電源を搭載するチャンネルデバイダーを簡単に紹介します。最近手をかけたのは、「実験バッテ…

安定化電源性能改善(製作編4)

製作編4 常用基板正電源ch3のインピーダンス周波数測定を行い、続けて最後のチャンネル負電源ch4の実装および通電確認、評価を行います。 正電源ch3インピーダンス周波数特性測定 測定条件は従来と同じなので説明は省略します。測定結果は以下のとおりです…

安定化電源性能改善(製作編3)

製作編3 常用基板負電源ch2の実装および通電確認が完了したので、特性の測定を行います。引き続き、正電源ch3の実装、通電確認を行います。 負電源ch2矩形波応答 今までの測定と同様にジグを使って矩形波応答を確認します。負荷電流は波高値60mAと0mAの1KHz…

安定化電源性能改善(製作編2)

製作編2 通電まで終わった正電源ch1の性能確認を行い、引き続き負電源ch2の実装を行います。 矩形波応答 今までの確認と同様に、負荷電流を10mAと70mAの波高値の1KHzの矩形波とします。立ち下がりと立ち上がりの過渡応答波形は以下のとおりです。 それぞれ…

安定化電源性能改善(製作編1)

製作編1 試作が終わったので、常用する基板の製作を行います。 常用基板 常用する基板は、AC12V2巻き線の出力を持つトロイダルトランスから電力供給します。ブリッジダイオードとニチコンのオーディオ用電解コンデンサKW4700uF/50V品で全波整流を行い、そ…

安定化電源性能改善(試作編5)

試作編5 マイナス電源の周波数特性測定と、マイナス電源で適用した対策をプラス電源にも適用してみます。 マイナス電源周波数特性 過去記事の「安定化電源の製作」で測定したマイナス電源の測定結果をおさらいしてみます。 マイナス電源で採用した三端子レ…

安定化電源性能改善(試作編4)

試作編4 マイナス電源を検討用に試作します。 マイナス電源試作 プラス電源を実装した脇に検討用マイナス電源を実装します。回路はプラス電源と素子の極性が異なりますが、同じなので、プラス電源の実装を平行移動した状態で実装を進めます。配置の検討が不…

安定化電源性能改善(試作編3)

試作編3 矩形波過渡応答の改善検討が終わったので、出力インピーダンスの周波数特性の確認を行います。 矩形波応答まとめ 前回、矩形波応答の確認および改善を行いましたので、本題に入る前に結果を整理します。回路は、発振対策及びベース抵抗を変更したの…

安定化電源性能改善(試作編2)

試作編2 試作した+電源の通電確認の続きを行い、続けて性能確認を行います。 試作基板おさらい 本題に入る前に、試作した基板を整理します。購入したVRの定数を間違えたため試作基板の回路は以下となっています。 オペアンプの位相補償用のコンデンサC5は…

安定化電源性能改善(試作編1)

試作編1 オペアンプを誤差アンプに使った安定化電源の設計が終わったので性能検討用に試作を行います。 試作方針 前回の安定化電源の製作は、ほぼ作りっぱなしで性能改善検討はしませんでした。今回は、性能改善が目的なので初めに性能検討用に試作を行い、…

安定化電源性能改善(設計編1)

設計編1 前回の記事で構想した誤差アンプにオペアンプを使った安定化電源を設計します。 基本回路 現行回路のトランジスタ1発の誤差アンプを単純にオペアンプで置き換えます。基本回路は以下のようになります。 この回路の設計及び動作概要は以下のとおり…

安定化電源性能改善(構想編)

構想編 「安定化電源の製作」記事で安定化電源の設計、製作を紹介しましたが特性改善の余地を残していたので検討します。 チャンネルデバイダ用電源 「安定化電源の製作」記事(2017-11-10~2018-01-23)で、3方式(低電圧方式、ディスクリート安定化電源、…

スピーカー周波数特性測定(測定編)

測定編 測定環境の準備が完了したので常用システムのスピーカー周波数特性の測定を行います。 測定環境おさらい 前回までに準備した測定環境をおさらいします。スイープ信号は、「WaveGene」で生成した音声ファイルをPCで再生し、USB経由で常用システムのUSB…

スピーカー周波数特性測定(準備編3)

準備編3 周波数測定ソフトの動作確認を続けます。 WaveSpectra動作確認 前回、スペクトラムアナライザソフト「WaveSpectra」の動作確認を行いましたが、マイクからの信号がソフト側へ全く入力されませんでした。簡単にできる原因の切り分け方法を考えてみま…

スピーカー周波数特性測定(準備編2)

準備編2 購入したハードウェアのインストールと測定用のソフトウェアの準備を行います。 Sound Blasterインストール 購入したサウンドブラスターには、簡単な取扱説明書が同梱されていて、そこには「接続するだけでも使用できますが、より便利に使用するに…

スピーカー周波数特性測定(準備編1)

準備編1 スピーカーの周波数特性測定に必要な機材を準備しましたので紹介します。 ハードウェア準備 ■マイクロフォン選定 スピーカーから再生された音を拾うためのマイクロフォンが必ず必要となります。その条件は、測定帯域の周波数特性ができる限りフラッ…

スピーカー周波数特性測定(構想編)

構想編 フルマルチアンプ化を見据えてスピーカーの周波数特性測定機材を揃えましたが、目的を変更して特性測定を構想します。 フルマルチアンプ化構想 現在の常用システムは、3wayのNS-1000Mを改造してセミマルチアンプ駆動しています。具体的には、ウーハー…

実験バッテリードライブ(評価編5)

評価編5 チャンネルデバイダーのバッテリー駆動通電確認が終わったので、音質比較をおこないます。 バッテリードライブ音質比較 普段聴いているCDの楽曲を聴いて、安定化電源ドライブ時の音との印象の違いを書き出してみます。再生は常用のシステムで、チャ…

実験バッテリードライブ(評価編4)

評価編4 念のためL-ch基板の通電確認を行い、シャーシに基板を搭載して修理を完了させます。 L-ch基板通電確認 誤配線時、L-ch基板の電源は正しく接続されていましたが、入出力端子のGND電位がR-ch誤配線の影響により異常値となったはずです。念のためダメ…

実験バッテリードライブ(評価編3)

評価編3 基板修理が完了したので、通電確認を行います。 通電確認 ユニバーサル電源を使って基板単体で通電します。オペアンプ故障の可能性もあるので、過電流保護設定を小さめ(50mA)に設定しました。緊張しつつ電源オンしましたが、異常は見あたりません…

実験バッテリードライブ(評価編2)

評価編2 少し間が空いてしまいましたが、バッテリーの特性測定が終わったので、チャンネルデバイダーへ電源供給して安定化電源と音質比較を行うつもりでしたが・・・(アイキャッチ写真が語ってます) 電源供給準備 SW基板を使って、チャンネルデバイダーへ…

2018オーディオフェスティバル(番外編20)

番外編20 前回に続き、2018オーディオフェスティバルをレポートします。 柳沢先生講演 講演のタイトルは「RCA845と250(ナス管)のカソードチョークドライブシングルアンプ聴き比べ」です。柳沢先生は、その講演の簡単なプログラムを配布いただけるので、メ…