読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バランス変換ボリューム2(妥協編1)

妥協編1 バランス変換アンプの設計ミスのため、製作の方針を見直します。 妥協編 前回、格好良く「復活編?つづく」としましたが、1週間考えましたが妥協解しかみつからなかったため、サブタイトルを変更しました。 対策案 対策案として以下の2案を検討し…

バランス変換ボリューム2(製作編6)

製作編6 バランス変換アンプを実装した基板にボルテージフォロワを実装して片チャンネル分を完成させようと考えていましたが・・・ 回路実装 残りのエリアに引いた電源線にパスコンを実装し、先に実装した端子台から給電します。このエリアには電源の端子台…

バランス変換ボリューム2(製作編5)

製作編5 前回バランス変換アンプの調整ができなかったので、原因を特定して調整を完了させます。 おさらい 非反転出力終段のコンプリメンタリトランジスタの実装の向きを間違え、終段のアイドリング電流の調整ができませんでした。新品のコンプリメンタリペ…

バランス変換ボリューム2(製作編4)

製作編4 初めにバランス変換アンプ回路の実装を行います。 回路実装方針 設計編でも言及しましたが、一枚の基板にボルテージフォロワとアンバランスバランス変換回路を実装します。構成はバランスボリュームの基板とほぼ同じですが、実装部品として以下のも…

バランス変換ボリューム2(製作編3)

製作編3 初段に使用するDual J-FETの変換基板実装とIdss測定を行います。 2SK2145の特性 今回も初段にdual J-FET 2SK2145を使用しますが、東芝製のチップなので今後が心配です。測定するIdssとは、Vgs=0の時のドレイン電流Idのことで、特性は以下のとおりで…

バランス変換ボリューム2(製作編2)

製作編2 前回詳しく紹介したジグをつかってトランジスタのhfeの測定を行います。 2SC1815GRのhfe測定準備 今回は40個の測定を行います。回路をジャンパーワイヤーを使って組み替えます。正しく接続されていることを確認するために、トランジスタをセットせ…

バランス変換ボリューム2(製作編1)

製作編1 ディスクリートアンプ製作開始時定番のトランジスタのhfe測定を行います。 コンプリメンタリペア選別 バランスボリューム用アンプのディスクリート化の時と同様に終段トランジスタのコンプリメンタリペアの選別を行います。NPNは2SC1815GR、PNPは2S…

バランス変換ボリューム2(設計編)

設計編 前回の構想に基づいてバランス変換ボリュームの新仕様を決定します。 ディスクリートアンプ 「パワーアンプの周波数特性(番外編7)」の記事の最後でも簡単に書きましたが、ディスクリート化したアンプを使ったバランスボリュームと、BTL方式DCパワ…

バランス変換ボリューム2(構想編)

構想編 アンバランス出力ソースの再生環境を改善したいと考えて構想します。 サルベージ 我が家にはロフトがありますが、魔窟と呼ばれるような物置となっています。普段はチョビと黒チョビ(どちらも耳の垂れてないスコティッシュホールド)の隠れ家となって…

パワーアンプの周波数特性(番外編7)

番外編7 前回につづき、製作済みのパワーアンプの周波数特性の測定を行います。 BTL方式A級DCパワーアンプ 終段およびドライバ段のトランジスタは、選別対応するためft=15MHzと特性を欲張らずに(サンケン2SC3851A/2SA1488A)入手性(安いものを大量に入手…

パワーアンプの周波数特性(番外編6)

番外編6 先日手に入れた低周波発信器を使ってプッシュプルパワーアンプの周波数特性を確認しつつ負帰還の効果、影響を確認します。 気になっていた事 以前、パラレルシングルパワーアンプ(S1605)を製作し、プッシュプルパワーアンプ(S1503)との音の比較…

音楽の女神への挑戦(決着編)

決着編 組み上がったディスクリートアンプバランスボリュームの音だしを行い、オペアンプとの音の比較を行います。 出力オフセット 前回、基板をシャーシ実装後にオフセット調整した結果を紹介しましたが、その結果を不思議に思われた方もいたかもしれません…

音楽の女神への挑戦(製作編8)

製作編8 残り1チャンネル分の実装完了させ、シャーシ上の基板を載せ換えます。 JRC MUSES 本題に入る前に挑戦相手のJRC MUSESシリーズについて改めて紹介をします。繰り返しになりますがMUSESはギリシャ神話に登場する文芸を司る女神たち(9神)です。文芸…

音楽の女神への挑戦(製作編7)

製作編7 ディスクリートアンプの部品実装を進めます。 channel-2実装 製作編5で、channel-1の実装および動作確認まで紹介しました。基板の状態は写真のとおりです。 その際に、発振対策部品としてセラミックコンデンサを使用しましたが、記事中でコメント…

音楽の女神への挑戦(製作編6)

製作編6 電源基板GND問題を解決し、改めて比較元アンプの音を確認します。 新しい仲間 本題に入る前に先週手に入れた低周波発振器を紹介します。KENWOOD AG-203Dです。10Hz~1MHzの正弦波と矩形波を出力できます。ヤフオクに中古品として出品されていたのを…

音楽の女神への挑戦(製作編5)

製作編5 ディスクリートアンプ基板の部品実装と動作確認を行います。 回路図変更 部品実装前に、回路図を見直しました。抵抗の買い忘れで一部抵抗値を変更しました。入力抵抗は10kΩに変更して、ボルテージフォロワ構成とするために、ー入力端子の入力抵抗を…

音楽の女神への挑戦(製作編4)

製作編4 公平な比較を行う為にオペアンプ基板も新たに作り直しました。 公平な比較 今回電源もディスクリート化しますが、公平な比較をするためには、同じ電源で音を聴く必要があります。意を決して、MUSES01のアンプ基板も新規に作り直して、新たに作る電…

音楽の女神への挑戦(製作編3)

製作編3 電源基板の実装を行います。 2SC3422/2SA1359 電源回路実装に入る前に、出力トランジスタについて紹介します。東芝製のコンプリメンタリ品で、データシート上に用途として「電力増幅用」、「低速スイッチング用」と記載されています。秋月電子の在…

音楽の女神への挑戦(製作編2)

製作編2 アンプ基板製作の初めに、初段用のdual FETを変換基板実装します。 初段用Dual JFET DCアンプの初段に使用するDual JFETについて改めてネットで調べてみました。ありました。同じような事に興味を持って、調査した結果を公開しているページを見つけ…

音楽の女神への挑戦(製作編1)

製作編1 初めにコンプリメンタリで使用するトランジスタの選別を行います。 2SC1815GR/2SA1015GR 東芝製のエピタキシャル形トランジスタで、価格も安く(200円/20個)秋月電子に在庫があることから今までも使用してきましたが、この2種類のトランジスタはコ…

音楽の女神への挑戦(設計編)

設計編 構想編でまとめた内容に沿ってディスクリートアンプの設計を進めます。 電源回路 BTL A級DCアンプの電圧増幅段の電源回路を流用します。特徴は負荷変動に対する制御は行わずに、入力変動とリップルを抑えるだけですが、今回の用途にはマッチしていま…

音楽の女神への挑戦(構想編)

構想編 昨年(2016年)に自作したバランスボリュームS1502をディスクリート化しようと検討を開始しました。 音楽の女神 大層なタイトルをつけてしまいました。タイトル画は面倒くさがる娘にわざわざ描いてもらったものです。お駄賃は身内価格で1000円です。…

自作アンプで年末を聴く(番外編5)

番外編5 昨年(2016年)に真空管アンプを2台、トランジスタアンプを1台つくりましたが、それらのアンプで年末恒例の番組を聴いてみました。 おさらい 本題に入る前に、昨年つくったアンプの概要を改めておさらいします。 EL34バランス入力プッシュプルア…

ロクハンフルレンジスピーカー導入(まとめ編)

まとめ編 組立が終わったロクハンフルレンジの音だしを行い、その印象を紹介します。 音の第一印象 当初の目的にそって、先日完成したバランス入力パラレルシングルアンプ(S1605)で鳴らします。一方、私のリファレンススピーカーはNS-1000Mですが、比較し…

ロクハンフルレンジスピーカー導入(組立編)

組立編 前回の記事で選定したユニット、エンクロージャーを購入して組立ます。 記事タイトル補足 記事タイトルのロクハンですが、説明が漏れていました。これは16cmの口径のことで、6.5インチからきています。今ではあまり聞かない呼び方ですが、フルレンジ…

ロクハンフルレンジスピーカー導入(構想編)

構想編 製作完了したバランス入力パラレルシングルアンプ(S1605)と定位の良いフルレンジスピーカーで大編成の楽曲鳴らしてみたいと考えて常用できるフルレンジスピーカーの導入検討をします。 シングルアンプの音 繰り返しになりますが、製作完了したシン…

ツール紹介(番外編4)

番外編4 バランス入力シングルパワーアンプ製作が終わり一区切りついたので、考える時間をとるために番外編を入れさせていただきます。 ブログについて 今年(2016年)の6月26日にこのブログを初めて半年が経ちました。ブログは私にとって初めての経験で…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(まとめ編2)

まとめ編2 ハム対策が完了し、アンプの各部の動作確認が終わったので改めて音の比較を行います。本製作のしめくくりとして、まとめ編のまとめを行います。 改めて音出し ハム対策後の音を聴きましたが、対策前後で音の印象に変化はありません。前回の音聴き…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(まとめ編1)

まとめ編1 ハムの原因を特定し、対策を行い今回の製作のまとめを行います。 真空管アンプのハム ネット上に、真空管アンプのハムの話題がたくさんありますが、その中にプッシュプルに比べてシングルアンプはハムが発生しやすく、十分な対策が必要との書き込…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編12)

製作編12 帰還抵抗を除き回路の組立が完了したので、通電確認を行い、問題なければ音出しをします。 アンプ通電確認 初段回路の実装が完了したので、初段管の12AX7をソケットに挿し電源オンします。真空管を挿したままひっくり返して通電したくないので、作…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編11)

製作編11 気持ちを切り替えて改めて終段の単体動作確認を行います。また終段に所定の電流を流した状態で電源回路の確認も行い、残りの回路実装を進めます。 修正修理 0.47uF/450V仕様のパスコンをB1電源供給用のラグ端子部分に実装します。450V耐圧のフィル…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編10)

製作編10 終段回路の実装を完了したので、終段単体動作確認を行います。ここにきてミスを連発させてしまい、恥ずかしい話ですがありのまま紹介します。アンプの特徴をストレートに表現するためにタイトルを変更しました。 終段単体動作 真空管を挿さずに電源…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編9)

製作編9 終段回路の実装を完了させ、終段の単体動作確認の準備を行います。 回路実装用Lラグ端子の取り付け 前回記事のキャッチ写真には取り付け済みでしたが、説明が漏れていました。終段の真空管自己バイアス回路部品実装用に6極のLラグ端子を終段真空管…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編8)

製作編8 前回製作した電源基板から各ブロックへの電源供給部と、終段の実装を開始します。 電源の供給 電源回路が完成したので、各ブロックへ電源供給用の端子をつくります。具体的にはB1,B2,GND供給用に複数の端子をLラグ端子を使って作ります。B1とB2は供…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編7)

製作編7 基板上へC電源回路から実装を行っていきます。続けてB電源の実装も行います。 C電源実装 C電源は、三端子レギュレーターを使用した-5V電源です。トランスの低圧巻線はAC5Vしか残っていないで、倍電圧回路で三端子レギュレーターへの入力電圧を…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編6)

製作編6 アンプの心臓部、電源回路の製作を行います。また、仕方なくリップルフィルタ用に購入したの面実装トランジスタの実装方法も考えます。 はじめに ディアゴスティーニなみの細切れの組立におつきあいいただきありがとうございます。それで、気になっ…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編5)

製作編5 シャーシへの大物部品の取り付けが完了したので、配線を行っていきます。 配線の進め方 私の真空管アンプ製作は昨年(2015年)の12月に木村哲さん著の「情熱の真空管アンプ」という本を購入して、勉強したところから始まりました。それまでは「真…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編4)

製作編4 シャーシ加工が完了したので、トランスの取り付けを行い続けて配線の準備をします。 チップジャック 今まで説明してなかったので、トランス搭載前に簡単に紹介します。本アンプでは、赤3個、黒3個の計6個のチィップジャックを取り付けました。組…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編3)

製作編3 前回に引き続き、シャーシ加工を行います。今回はシャーシ加工最大の難関上面の加工です。 加工図 設計編3でシャーシ上面の加工図を掲載しましたが、S1503(EL34pp)と大物部品が共通でケースも同じものを選択したことから、加工図をそのまま流用…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編2)

製作編2 前回引き続きシャーシ加工を進めます。今回はリアパネル加工を行います。 リアパネル 取り付ける部品は、フロントパネルとは異なり数も多く、穴径も大きい上に丸穴以外の加工が必要なため、フロントパネル加工よりも数段手間がかかります。取り付け…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(製作編1)

製作編1 ざっと部品を集めて、加工図を元にシャーシ加工を進めます。 部品発注 トランスはメーカーダイレクト(ノグチトランス、ソフトン)に、リードのケースは若松通商に、それ以外の部品は秋月電子とマルツオンラインへ発注しました。概ね予定したものが…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(設計編4)

設計編4 終段ロードライン設計の誤りに気づき、設計を全て見直しました。 設計の誤り パラレル駆動の設計は今回初めてという事もあり、通勤電車の中で真空管の動作をつらつらと考えていたところ、先に行ったロードライン設計に重大な誤りがあることに気づき…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(設計編3)

設計編3 今回はシャーシ設計を行い、それに従ってシャーシ加工の準備を進めます。 シャーシ設計 設計中のシングルアンプ(S1605)ですが、EL34pp(S1503)と出力トランスを除いてキーパーツが共通です。シャーシ加工図を作成するにあたって、唯一異なる出力…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(設計編2)

設計編2 前回引いたロードラインに従い、電源から具体的に回路設計を進めます。 電源回路設計 先に行ったロードライン設計から電源回路への要求をまとめます。・B1電源=215V・B2電源=225V, Iidel=160mA(ステレオ分)・C電源=-5V(電圧は5Vでなくても良い)…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(設計編1)

設計編1 前回の記事でまとめた設計構想に沿って設計を進めていきます。 基本回路 入力が12AX7の差動構成、終段がEL34シングルのパラレル構成で基本回路を作成します。初号機(S1503)のEL34pp機と真空管の構成は全く同じですが、終段の回路が異なります。こ…

バランス入力シングルパワーアンプ製作(構想編)

構想編 製作済みのプッシュプルアンプと聴き比べをしたいとおもい、シングルアンプ製作に向けて設計構想を開始しました。 シングルアンプ 今回のオーディオフェアの中で真空管アンプはシングルに始まり、シングルに終わる方が多いとの話を聞き、さらに実際に…

2016真空管オーディオフェア(番外編3)

番外編3 10/9~10/10に真空管オーディオフェアーが開催され、見学してきましたので感想を含めて紹介します。 真空管オーディオフェア 今年(2016年)の開催は第22回になりますが、開催場所はJRのお茶の水と秋葉原の丁度中間にある損保会館でした。今年の2…

2016インターナショナルオーディオショウ(番外編2)

番外編2 9/30~10/2国際フォーラムで開催された2016インターナショナルオーディオショウの見学報告をします。今回はアンプメーカー3社の展示について感想を含めて紹介します。 株式会社トライオード 実はこの会社、私は良く知りませんでした。昨年末(2015…

2016インターナショナルオーディオショウ(番外編1)

番外編1 次はシンプルなシングルアンプの製作を検討していますが、充電期間を設けることもかねて、9/30~10/2の3日間国際フォーラムで開催された2016インターナショナルオーディオショウの見学報告をします。 東京インターナショナルオーディオショウ 1983…

小型スピーカーメンテナンス(FE103)まとめ編

まとめ編 スピーカーユニットの交換を行い音を聴きその印象を紹介します。 新旧スピーカーユニット 写真左がFE103で右がFE103Enです。フレームの形状は見た限り違いがありません。目に付く違いは、コーン紙とセンターキャップの色、センターキャップの形状、…